半波整流L形フィルタ回路と全波整流L形フィルタ回路でリプル百分率が高いと、どんな事が起こりますか?

半波整流L形フィルタ回路と全波整流L形フィルタ回路でリプル百分率が高いと、どんな事が起こりますか?

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詳しい計算はとても難しいもので、回路シミュレーションソフトを使って、結果を得るのがおそらく妥当です。 大雑把な理解の場合、周波数(たとえば商用電源の場合、50Hzや60Hz)が半波。その倍の周波数が全波整流です。 全波整流の利点 ・ 電源トランスが直流磁化しないため、トランスからの電磁ノイズが小さい ・ 電源トランスが直流磁化しないため、インダクタンスが大きく無効電流が小さい。 ・ 電源トランスが直流磁化しないため、小型軽量で低コストの電源トランスが使える。 ・ 電源トランスが直流磁化しないため、スイッチOFFやヒューズが飛んだ時の誘導起電力で高電圧が発生することが少ない。 ・ このため、ヒューズの焼損や電源スイッチの故障(時には発火)の確率が小さくなる。 ・ 同じ定数の平滑回路(ローパスフィルター)を使った場合、周波数が倍になるため、リプルノイズが小さくなる。 ・ 平滑回路のコンデンサーにチャージされる間隔が半分になるため、電圧ドロップが小さくなる。 ・ ノイズなどを同等にしようとすると、コンデンサーの容量を増やしたり、チョークコイルを大型のものにするため、全波整流よりコストがかかる。 半波整流の場合には、この逆です。全波の利点ばかりですがこれが現実です。整流素子が1つで済むという半波整流のメリット価格にして数十円まで。他の部品ではかえってコストがかかります。半波整流が使われることはほとんどありません。 リプルノイズが高い場合には、オーディオや電子楽器、映像機器などの場合、不快になります。測定器などでは測定精度に影響します。 例えば、光電子増倍管の印加電圧などでは、リプルノイズが重畳していることが、放射線エネルギースペクトル分析精度を左右したりしかねません。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

詳しく説明していただきありがとうございます。

お礼日時:2016/5/2 8:15