ここから本文です

(画像あり)皮膚病 5年くらい前から足とお尻の皮膚が荒れていて、何度か皮膚科に...

アバター

ID非公開さん

2016/5/2521:05:08

(画像あり)皮膚病

5年くらい前から足とお尻の皮膚が荒れていて、何度か皮膚科には通っているのですが完治しません。
これはアレルギー性皮膚炎なのでしょうか?それとも、もっと違う皮膚病

ですか?治したいです。

何度か皮膚科,皮膚病,アレルギー性皮膚炎,アトピー性皮膚炎,患者,ステロイド,感染症

閲覧数:
7,498
回答数:
2

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

hdq********さん

2016/5/2521:59:50

貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)ですね。

下腿や腰回り、上肢外側などにできるかゆみのある、なおりにくい慢性の湿疹です。
ひどくなると、五百円玉よりも大きくなることもあれば、他の湿疹とつながって(融合して)、全体が湿疹局面になることもあります。

顔面はできにくいようですが、全身どこにでもできます。
ひっかくと、どんどん悪化して、浸出液がでて、血液・リンパ系を通じて全身に拡大することがあります(自家感作性皮膚炎)。

アレルギーの検査をしますと、たいていはアトピー性皮膚炎患者と同じような所見(IgE、RAST陽性、好酸球数増加など)が得られます。

アトピー性皮膚炎の一型とも考えられます。

乳幼児・子供が、冬季風邪などの感染症のあとで、ワクチンを接種したあとで、同じ貨幣状型の湿疹が、主に体にみられることがあります。
ということは、この貨幣状湿疹の原因として、何らかの感染症(細菌、ウイルスなど)のアレルギーが関与しているということです。

そんな感染症もずっと体内に入りこんだまま居着いてしまったものが原因となっているために、慢性・再発性でなおりにくいということです。
そんな居着いた微生物を病巣感染といいます。
細菌の菌体成分や毒素が免疫系に影響しているということです。
ウイルスが免疫系・神経系に潜伏感染することでも免疫系の異常を招いています。

細菌では、
扁桃腺などに常在する溶血性連鎖球菌(溶連菌)、
胃のピロリ菌、食中毒菌を含めたいろんな腸内細菌、
呼吸器系に入りこんだ肺炎球菌・マイコプラズマなど、
繰り返す胆嚢炎・膀胱炎・腎盂腎炎・卵巣卵管炎などがあります。
ウイルスでは、
ヘルペスウイルス科の仲間(単純ヘルペス、水痘・帯状疱疹、EBウイルス、サイトメガロウイルス、HHV-6,7)、
肝炎ウイルス(B型、C型)などが代表的です。

なかなか証明できていないのですが、
トキソプラズマ、アメーバなどの原虫、
吸虫類などの寄生虫、
ダニに刺されて侵入したリケッチア類も、
原因になっている可能性があります。

感染症以外の原因として、歯科金属、食物中、飲料水の金属も念頭に置いておく必要があります。

この疾患は、比較的中年~高齢者にもよくできます。
その意味で、患者さんの内科的問題(肝障害、腎障害、肺疾患、甲状腺などのホルモン系異常、糖尿病、良性・悪性腫瘍など)と日常内服している薬剤による薬疹の可能性を忘れてはいけません。

患者さん自身がアレルギーの原因となっている自己免疫性のこともあります。

治療はアトピー性皮膚炎の一つとして同じです。

それでも、まず原因除去、悪化要因を排除することが重要です。

環境が原因の時は、引っ越し、室内の徹底的な換気・拭き掃除、転職・部署転換(早まった結論を出さないこと)が有効です。
歯科金属をやり変えてよくなる患者さんもいますが、すでに蓄積している金属を除けないこともあり、かならずよくなるという保証はありません。

簡単に薬剤と指摘しにくいところもあります。
薬剤が原因の時は、一定期間その薬剤を中止して湿疹が改善されるか、薬剤を内服すると悪化するか、という除去誘発試験が確かに有用です。
しかし、内科的に簡単にその薬剤を止められないことも多く、他に代わる薬剤がないこともあります。
また、内科医は、薬剤が原因と言われるのを嫌う傾向があり、患者さんにできた薬疹にはあまり興味がないことも多いようです。

排除できない原因が関与している時、時期を待てば原因が減ると考えられる時は、すぐに完全に湿疹をよくしょうと考えない方が賢明です。

それでもどんどん悪化している時は、強めのステロイドで止めるしかないかもしれません。
症状が強く、びらん・浸出液がひどければ、ステロイド外用剤をつけて、その上に亜鉛華軟膏を重層し、ガーゼ保護しておくとよいでしょう。

ステロイド内服は感染症に対して抵抗力を下げるためにかえって原因を増やして、慢性化するきっかけになります。
それでも他医ですでに長期にわたってステロイドを内服してよくならないという患者さんが、多数当科に来られます。
一度ステロイドを内服するとなかなかやめられず、他の治療では効果なく、外用剤に対して接触皮膚炎を起こしていることもあり、治療が難しいのは普通の成人型アトピー性皮膚炎と同じです。

細菌などの感染症が原因になっているときは、抗生剤の内服が有効ですが、どうしても長期内服が必要になります。
抗生剤内服している時はよくて、止めると悪化するという患者さんもいます。

抗アレルギー剤などかゆみ止めの内服は、じんま疹が合併していなければ効果がありません。

腸内細菌が原因になっているときは、ヨーグルトなどの乳酸菌(プロバイオティクス)、ビオフェルミン・ビオスリーなどの乳酸菌製剤、ビオチン(ビタミンH)の内服がよいことがあります。

扁桃炎が原因のときは、掌蹠膿疱症のように扁桃摘出(扁摘)が効果がある場合があります。
禁煙、うがいも扁桃の溶連菌に対して有効です。

感染症のアレルギーに関係した漢方製剤(消風散、十味敗毒湯、黄連解毒湯など)を処方することもあります。
尋常性乾癬に近い発疹のときは、ビタミンDやカルシウムを摂取、海水浴・日光浴などの紫外線療法、温泉療養がよいことがあります。
局所的にひどい発疹に対しては、温熱療法もよい治療法です。

貨幣状湿疹はアトピー性皮膚炎の貨幣状型に過ぎないという意見があります。
私自身もそのように考えています。
しかし、貨幣状湿疹には、アトピー素因がベースにあるものの、薬疹・中毒疹の貨幣状型や内科的要因による発疹の可能性も含まれています。

この回答は投票によってベストアンサーに選ばれました!

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

bom********さん

2016/5/2521:19:39

診察をしている皮膚科に聞いてください。

見た目だけで、同じように見える疾患は無数にあり得ます

あわせて知りたい

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる