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ノクターン(夜想曲)とはどんな曲ですか?

par********さん

2016/11/617:53:09

ノクターン(夜想曲)とはどんな曲ですか?

辞書によると「夜の情緒を表す叙情的な楽曲」とのことだったので、夜を想いながら真夜中に聴く歌…というイメージがありました。

しかし知恵袋で、

>ノクターンの時間帯は夜ではなく「明け方」です。
社交界のパーティーで夜通し飲んで騒いで恋を語り合ってさあそろそろお開き、会場を後に外に出ると、空が白々と明けかかっている。「ああ、今日の夜も楽しかった。でも夜が明けると空しいものだ。」
そんな気持ちを表現したのがノクターン、すなわち「夜を想う曲」です。
ショパンのノクターンにはそんな心の微妙な変化が盛り込まれています。社交界に足を踏み入れていた当時のショパンの様子がうかがわれますよ。

という回答を見ると違うようです。

これは人それぞれの解釈が違うだけなのでしょうか?
それとも私の考えが全く違うのでしょうか?
夜想曲のそもそもの意味も含め、わかる方回答お願いします。

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2016/11/714:59:41

明け方近いのは、ショパンがサロンでノクターンなどの小品を弾いていたのが、いつも明け方近くなってからだった、というだけの話です。サロンの主役は、もったいぶって登場するのがカッコいいので。

「ああ、今日の夜も楽しかった。でも夜が明けると空しいものだ。」
ショパンはこんな直近のことは回想しませんので、この解釈はあまりよろしくありません。なんで【今日の夜】なんて回想しちゃうの?それはショパンの音楽としてありなのか?
「ああ、あの夜は楽しかった」
ならOKなのです。
ショパンの回想は、いつも過ぎ去った日々の回想なのです。若い時期であれば、叶わなかった恋の回想です。しかもそれは往々にして美化され、ショパン本人が言うように古典的な様式にしつらえた形で提示されるのです。これがショパン流のセンチメンタリズムです。

ノクターンというジャンルの主題は、基本的には「今宵、私と語り合いませんか」です。何を語り合うかだって?言わせんなって話ですよ。これが【夜の情緒】です。
ショパンはパリに出てきた直後は体調が良かったので、夜遊びをしてはこういうアバンチュールを楽しんでいた、と友人に自慢しています。イケメンだしユーモアのセンスもあるし、白い手袋がオシャレだし、ピアノは上手いし、モテモテですわ。
ところが、ショパンはあっという間に体調を崩してしまって、ノクターンの作風も変わるんですわ。そこでの解釈が、こうなるんです。
「ああ、あの夜は楽しかった。でも夜が明けると空しいものだ。」
つまり過ぎ去った日々の回想です。

でも、体調が悪くなってからのノクターンは明らかに実験的な側面が強くなっているから、さすがに心情とか関係なさそう。シンプルな3部形式の中で、大胆な楽曲展開を模索している様子が見て取れます。

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shousugiuraさん

2016/11/713:46:33

「夜明け前」という情報はたぶん僕のものです。
音大(芸大)の鑑賞論の授業で、ショパンのノクターンについての考察があって、その教授が言ってたことなんです。
でも、「ショパンのノクターン」の時間帯については、たぶんどこにも載ってないと思いますし、この情報に対する反対意見や他の考察も挙がってきていません。
だから「正解」とは言いません。
「ショパンのノクターン」に関しての考察のひとつと考えています。
それでも、「ショパンのノクターン」を、
華やかな社交界(パーティ)がお開きになって、家路につく頃(夜明け前)の時間帯とすると、とてもしっくりできる感じがします。
この情報を大学教授がどんなルートで入手したかはわかりません。
それでも、大学の講義でやるくらいだから、エセではないと信じています。

「夜想曲」(ノクターン)は本来、夜の黙想・瞑想という意味ですが、それが転じて「夜をイメージした曲」として扱われています。
似ていて違うのはセレナード(セレナーデ・セレナータ)です。セレナードは実際に「夜に演奏される音楽」だったようです。日本語では「夜曲」です。

ショパンがノクターンを作曲する前から、ノクターンという形式はありました。でも、そのノクターンはまったく違う形式だったようです。
ショパンがノクターンを最初に作曲したのが1831年(作品9-1・2)。
ショパンは、それまでのノクターンとはまったく違う音楽、新しい作風でノクターンを作りました。「ショパンのノクターン」と言っても過言ではないでしょう。
くしくも、1831年はショパンがパリにやってきた年でもあり、当初から大いなる人気を博していました。このことから、「社交界」と「ショパンのノクターン」は緊密な関係があることは明らかです。
「ショパンのノクターン」も「夜をイメージした曲」であることは間違いありません。しかし、いつの時間帯に夜をイメージするかってことになります。
夕方ごろに夜を想い浮かべるか、夜明け前に夜を想い返すか、
どちらも「夜」を「想う」ってことですね。
「夜」そのものの時間帯なら「セレナード」ですよね。
「夜をイメージする」時間帯といったら、今から夜が始まる「宵の口」か、そろそろ夜が終わる「夜明け前」か、ってことになります。

そこで僕は、大学で習った通り、時間帯は「夜明け前」で、「夜を想い返している」のが「ショパンのノクターン」にふさわしい雰囲気だと考えてる訳です。

あなたは、どんな時間帯だと考えますか?

mom********さん

2016/11/701:58:55

私としては、そんなに厳密に考えても、答えは出ないと思います。なんとなくって名前が多いのがクラシック音楽なんです。もともと、音楽は文学の添え物では無く、立派な独立した世界です。しかし、名前を大雑把に付ける事で、整理しやすく、作曲家の置かれている立場などが、容易に判断できるための名前であって、文字的は解釈は、どうしたって解決する問題ではありません。
夜想曲にしても、なんとなく夜想曲でいいのです。理屈を積み重ねたところで、シッカリと、音楽に文字的な意味合いを着ける事の意味のくだらなさを、感じるしかないでしょう、私は、18世紀おんがくを、ロココ古典派と呼んでいます。途中で、シュトルムウントドランク的な要素が、入り込んできましたが、結局、世紀全体を通して、ロココ古典主義で、充分言い尽くされていると、感じられます。

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