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ひつまぶし。

kei********さん

2017/6/1013:00:06

ひつまぶし。

君は、海岸の砂のように波にさらわれて消えていくんだね。

日常では今日も様々なノイズが鳴り響く。前の音が消えないうちに次の音が鳴る。繰り返し、繰り返し。それが、ふと波の音のように聴こえる……。

君と、お祭りの時に食べた綿菓子は、まるでその当時そのものを表している。僕の勝手なイメージだけど、お祭りと綿菓子って、よくできた組み合わせだと思わないか?どちらもあっという間に消えてしまう。ワクワクも賑わいも割りばしのまわりいっぱいに膨らんだ溶ける甘さも。

味のないガムを噛み続けていた方が僕には合っていたかもしれない。あの頃を取り戻そうとするほど、状況は取り返しのつかない方へ動いているのが分かった。多くのことに迷いが生じ、少ししてドツボにハマっていることを自覚した。そしてある時、当たり前のことに気がついたんだ。それは、過去は未来ではないということ。期待すべき良さも悪さもない。例えあるように感じても、それはまやかしでしかないと。過去は確かに未来を左右はするが、肯定や否定はしない。
人類が誕生して、どれだけの人が同じことを考えただろう。実体をもたない想念に囚われがちな僕は、以前よりも僕未満ではなくなった。

波の音が遠ざかっていく。もう少し待ってくれ。波の音のする方へ向けてこう念を押した。お前は小人のように小さく無力で、僕が恐れていたのは、壁に映しだされたお前の大きなシルエットだということが分かったよ。

海岸にいたはずの僕はすっかり波にさらわれて消えていた。

今でも波の音が聴こえると、あの頃の君と僕がたまに現れては無邪気に笑っている時がある。差し詰め、海で食べる ひつまぶしと言ったところか。食べたこと、ないけどね。

おわり。


過去の恋愛の話でも、株やギャンブルの話でも、はたまた現代社会を捉えた話でもありません。暇つぶしじゃなくて、ひつまぶしの話です。印税が発生すると仮定して、わたしにはいったい何億円の収入がありましたか?

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ren********さん

2017/6/1708:32:48

まあ1億ぐらいです

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