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針葉樹林と照葉樹林・広葉樹林の広がりについて質問です。

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mor********さん

2017/9/1719:49:58

針葉樹林と照葉樹林・広葉樹林の広がりについて質問です。

高校の地理や地学の授業では、Cfa(温暖湿潤)気候では、照葉樹林や広葉樹林が広がり、Dfb(亜寒帯湿潤)気候では針葉樹林が広がるというような大ざっぱな説明がなされます。

しかし、屋久島は亜熱帯に近い温暖湿潤気候に属しますが、杉の原生林(縄文杉なんて知らぬ人がいないほど有名)が広がっています。

針葉樹林と照葉樹林広葉樹林の広がりの違いは、一体どのような基準で区分けすればわかりやすいのでしょうか?

針葉樹林,照葉樹林,亜寒帯,照葉樹林広葉樹林,針葉樹,近い温暖湿潤気候,寒帯性

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ish********さん

2017/9/1720:17:25

垂直分布を考慮しない地理の水平分布では、その程度でいいのだと思います。温帯にある富士山を考えればおかしいことはあなたもわかると思います。

また、スギは、寒帯性ではなく、温帯性の針葉樹です。
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/62/W03.html
高校レベルでは、寒帯性の針葉樹の分布をおもに表現しています。

すべてを二分法であらわそうとすると無理がありますが、高校レベルではそういうものです。

  • 質問者

    mor********さん

    2017/9/1720:34:48

    ご回答ありがとうございます。

    >温帯にある富士山を考えればおかしいことはあなたもわかると思います。

    私は富士山の山頂は温暖湿潤気候ではなく、ツンドラ気候で有るという認識です。高校レベルでも富士山の山頂が温暖湿潤気候であるなどという主張はされていないと思うのですが…。

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lam********さん

2017/9/2314:12:25

地理・気候で考えれば大まかな現状でいいのではないですか。

貴方の疑問は生物学的なものです。
まあ生物学的でも現状を大まかに見れば同じと云わざるを得ませんが・・・。

ただ生物学的に疑問を払拭したいなら
現状に至るまでの環境の時間経過や生態も推測しなければならない。


縄文杉が山頂付近まで上がれるかという疑問
正直ドングリみたいな種子や果実をつけるような実のものは
種子に質量があり
種子がそうそう標高高く運ばれるものではありません。
照葉樹は登山に時間がかかるのです。
それより種子の軽い針葉植物の方が風があればまだ早く登れるでしょう。

富士の樹海は針葉樹・スギの森です。
寒いからという答えもあるかもしれませんが。

進化の流れでは
地衣類が初めに上陸し
裸子植物が生まれ
針葉樹がその後生まれる流れです。

ただ地衣類は前葉体で広がるものも多く、これは水がないと広がれない。
下から上には上がりづらいわけです。

富士の樹海は溶岩地です。
土がない。それでもスギが倒れもせず立っていられるのは、
スギは岩に張り付けるのです。
コケを足場にスギが立ったというのは間違いです。
水が溜まるようなところにしか生息できないコケも
スギが森を作り、腐葉土を作ることで湿度が保たれ繁殖できるようになったと思います。森がなければふきっさらしの土地なのです。

照葉樹は土に根を張る植物です。土がなければ根付けません。
ただ針葉樹はマツなどは砂地にも生えられます。

最初の地球内陸の環境に適した、順応したのは針葉樹と云えるのです。
だから彼らは傾斜地や崖にも根を下ろせる。

屋久島でもきっと初めは縄文杉ばかりのものだったでしょう。
彼らが腐葉土になることで土が積り出し、照葉樹も根付きやすくなっていったのです。

針葉樹やブナのような古いタイプの広葉樹はあまり枝を広げません。
葉を揺らす、葉に風を通すという生き方です。
風はエサの二酸化炭素を運ぶものです。
肺で呼吸するわけではないですから
接触が多いほどいいわけです。
風の強さを好む
そういう生態なのです。

そして今言った荒地・傾斜地は保水性がない土地と云えます。
そこで風を求めるのはエサだけのことではないわけです。
根と云うのは後発的に作られた給水装置で
最初の目的は自立のための固定装置です。
それまでの給水口は二酸化炭素を食べる気孔なのです。

彼らは葉で水を吸うのです。
今は葉で雲を水に変えることもしています。
だから露点になりやすい、水蒸気が水滴になりやすい
そして風が強い
海岸線や高山、山岳傾斜地、そして高緯度の寒冷地を好むのです。

広葉樹・照葉樹も枝のしなり、葉の出し方、葉の大きさ、根の出し方
それぞれの生態があります。好む土地、進化した環境が生態を作っています。
それに近い土地なら過ごしやすく、広がっていきやすいといえるでしょう。
たまたまそれに温度帯も関係するだけです。

kas********さん

2017/9/1909:57:28

まず、気候帯と植生帯(群系)の違い、植生の優占型と群集(出現種によって区別した植生の単位)を整理されたほうがよいと思います。
質問者さんが、図示しているのは気候帯です。気候帯は広域の植生帯に対応することが多く、各気候帯域でそれに対応する極相状態の植生(群系)が成立します。西南日本の暖温帯域では常緑広葉樹林が成立するといっても、瀬戸内海ではアカマツ林(針葉樹林)、関東の武蔵野や多摩地域ではコナラ林(夏緑落葉樹林)が広い面積を占めます。「これらの地域で成立する常緑樹広葉林」というのは、これらの「地域の気候で人為の影響がなければ成立する樹林」という意味です。
さて、スギの件ですが、質問者さんはスギの自然林(自然に生えて、極相状態になったもの)、あるいは自生のスギをまじえた自然林を見たことがありますか?
屋久島には屋久杉というスギの大木の作る自然林がありますが、これらはスギが広い面積で覆っている針葉樹林ではありません。亜寒帯域の針葉樹林とは違い、杉の大木の下にはウラジロガシだったり、ホソバタブだったり、イスノキだったりの常緑広葉樹がぎしっと詰まって、亜高木層を形成しています。広い面積(50m四方や100m四方の面積で見ると)で調べてみると、針葉樹のスギが常緑広葉樹の上に頭を出してはいるが、全体に優占するのは常緑広葉樹だと分かります。スギは常緑広葉樹林に生える針葉樹なのです。そして、自然の状態では植林の様に一面にスギが覆うような樹林は形成しません。
私も亜寒帯の植生は詳しくありませんが、亜寒帯の針葉樹林は亜高木層以上に針葉樹以外の樹木を交えないのではないでしょうか。われわれが、植林として見慣れているスギやヒノキは自然に生えている場合、多くの常緑広葉樹を伴って生えています。従って、高木層、亜高木層を丹念に調べれば、スギの自然林は常緑広葉樹林だと分かりますし、林内の出現種を調べれば、ヤブコウジやベニシダ、ウラジロガシなどの出現する常緑広葉樹林であることが分かります(このような調べ方を種組成による解析といいます。また、これにより区分される単位を群団や群集といいます)。
なお、亜寒帯の針葉樹林と見かけ上よく似た針葉樹林が、モミやツガによって形成されます(これにスギやヒノキが混在することもあります)。このように樹林は中間温帯林と呼ばれ、暖温帯常緑広葉樹林から冷温帯夏緑広葉樹林へ移る標高域で見られます。この中間温帯林は優占型から見れば、たしかに針葉樹林ですが、出現種からは暖温帯林と冷温帯林の二つの気候域の樹林に、分けて扱われることがあります(種組成による解析では冷温帯林と暖温帯林に分かれます)。

los********さん

2017/9/1908:15:24

違う観点からの回答になりますが、

>針葉樹林と照葉樹林広葉樹林の広がりの違いは、一体どのような基準で区分けすればわかりやすいのでしょうか?

「広がり」の境界をどうつけるのかは、「どのくらい細かく(大きいスケールで)知りたいのか」ということが先にあって、それに応じて「区分けの基準」が決まります。

ですから、「どのような基準で区分けすればわかりやすいか」と言う以前に、どの程度のことを知りたいのか、ということが必要になります。


「高校の地理や地学」で扱う内容に関して言うと、
「高校レベルはこの程度」などと明確に決まっているわけではありません。
また地理では垂直分布を考慮しないわけでもありません(緯度や高度による植生差は別の図が教科書や資料集に載っていますよね)。
それは置くとして、

たとえば気候区分図(ケッペンによる)が高校で使う地図帳などには載っています。
それらは、あなたが添付した気候区分図よりはもう少し細かい内容ですが、それでもB5サイズの地図帳の見開きほどの大きさも無いサイズの世界地図に描いて細部が見づらくない程度の細かさでしかありません。
それはつまり、真実の気候区分の広がりを示しているわけではなく、地図帳の見開き程度のスケールで読みやすい程度に「まるめた」ものを提示しているということです。

なお、それは、その地図に示された程度の理解を要求するものでも、逆に「高校レベル」をその程度だと上限を規定するものでもありません。

より細かい理解が要求される場合(たとえば日本など)には、もっと大縮尺の地図が用意されますし、また個別都市ごとの雨温図などを資料として気候を知ることになります。

植生分布についても同様のことが言えます。


言い換えると、区分図(地図)は、基図の縮尺という制約下で作られた資料の一つに過ぎませんから、それに何が期待できて、どう使えば適切か、ということを理解したうえで使わなければならないのですが、
現実には高校の地理の授業などではそのようになっていない(それに理解が及んでいる教員が少ない)のが残念です。

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