あくまで私の知識の範囲内での回答です。 国士大・神大・帝京大・亜大は、間違い無く全て有名大学です。 但し、単にスポーツが強いという理由だけではありません。 国士大はもうすぐ創立１００周年を迎えます。 政経学部を中心に、財界で活躍されているＯＢの方が沢山いらっしゃいます。 国際交流も盛んで、協定を結んでいる海外の学校が沢山あります。国際的に認められた大学です。 経済や経営の研究所も開設しています。 大勢の体育の指導者も輩出していますが、体育学部だけが一人歩きしている大学ではありません。 神大の学校案内などもよく参照してみてください。 多くの学部や研究設備を持ち、財界で活躍されているＯＢの方も、非常に多くいらっしゃいます。 通の方にいわせれば「偏差値の割りに卒業生がとても優秀」の一言だと思います（これは皮肉った悪い言い方ですが）。 とても教育熱心な学校です。 帝京大は日本屈指の「教授陣」を誇る大学です。そのような宣伝はあえてしていませんが。 各分野の最高権威を集めて、自由に研究を行わせているので、運営に多額のお金がかかっています。 学費が何とかなれば、国税庁次長や簿記学会の会長クラスの先生から指導が受けられます。 ラグビー部事件などを挙げて、帝京の評判を下げている方がいらっしゃいますが、ぜひ実況見分を確認していただきたいものです。 ハーバード大学への短期留学も可能です。 また、学歴偏重社会に疑問を投げかけている大学の代表格です。偏差値が低い方は全員悪人ですか？ それと余談ですが、日本屈指の「設備」で論文を書かせてくれるのは東海大です。 亜大は国際関係の評判だけが良いように書かれていますが、果たしてそれだけでしょうか？ 留学プログラムはすばらしく、確かに評価されるべき内容です。世界の亜大です。 しかし、それだけではなく、ＯＢで公認会計士の方もちゃんといらっしゃいます。 経営・経済・法学という、税理士試験に最も関係のある学部が全て揃っています。 本当にすばらしい会計のプロを目指されるのであれば、国際的な視野も必要だと思います。 あと、簿記を熱心に教育している教育機関としては、専門学校を挙げます。 現在の専門学校は、徹底指導を掲げ、大卒を圧倒するほどのプロを養成しています。 専門学校で会計を学び、それを武器として大学に編入し、税理士を目指すのも、一つの手だと思います。 ちゃんと勉強させてくれるような学校が、高度経済成長期までの偏差値とその語呂合わせなどで、カースト制度のような枠にはめられて、差別されたり悪口をいわれるのはどうなんでしょう？少なくともここで挙げた大学は、唯一無比の教育哲学を持っているので、就職の際も評価されるべきでは…。 とにかく税理士を目指すためは、学校も大切ですが、一番重要なことは、「インク」で手を汚しながら何度も記帳処理を行い、最も支持されている法令集や会計学の本をボロボロになるまで熟読し、理解を深めることだと思います。 さて、国士大と税理士を目指すために、参考になりましたでしょうか。。