ここから本文です

[17 慶應義塾大] これまで一度損傷した脊髄は再生しないと考えられていた。しかし...

bn9********さん

2018/2/1400:38:06

[17 慶應義塾大] これまで一度損傷した脊髄は再生しないと考えられていた。しかし、近年の技術の進歩により、脊髄損傷した部分に神経幹細胞を移植すると回復できる事例が報告されはじめている。

ところが、損傷した部分に神経幹細胞を移植する際、治療効果が期待できる移植可能な期間は短く、受傷後2~4週間と限られている。したがって、受傷してから患者由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作成している時間的な余裕はない。そこで、神経幹細胞へ誘導された凍結保存細胞をあらかじめ準備しておき、脊髄損傷の治療に用いる方法が考案された。

https://imgur.com/Yj8RLEu

2016年に慶應義塾大学医学部の研究グループは、脊髄が損傷したサルやコモンマーモセットにiPS細胞由来の神経幹細胞を移植する例を報告した。この研究者等は、移植した細胞をオリゴデンドロサイト前駆細胞に効率的に分化誘導する技術を開発し、移植したマウス損傷脊髄内で生着*¹できることを示した。移植した細胞はニューロン、アストロサイトに加え、成熟したオリゴデンドロサイトに分化していることが確認された。オリゴデンドロサイトは残存軸索を再骨髄化しており、運動機能回復に寄与したことが考えられた。この方法は他家移植*²ではあるが、免疫拒絶反応が低い人の細胞を用いることで実用化が期待されている。

*¹ 移植した細胞などが定着し、正常な機能を果たしている状態。
*² 他人の細胞を移植すること。一方、自分の細胞を移植することは自家移植という。

https://imgur.com/S81EDlp

(3) 下線部②について、以下の設問に答えてください。

神経幹細胞を移植することで脊髄の機能が回復する理由の1つに、移植した神経幹細胞がオリゴデンドロサイトへ分化して神経の再髄鞘化に寄与する、という機構が提案されている。軸索はシュワン細胞(もしくはオリゴデンドロサイト)からできた神経鞘で覆われており、神経鞘が何重にも巻きついて髄鞘ができている。髄鞘がニューロンにあることで興奮の伝導速度大きくなるが、この現象の名称を書いてください。また、髄鞘がこの伝導速度が大きくなることにどのように寄与しているか、そのしくみを簡潔に書いてください。

閲覧数:
319
回答数:
1
お礼:
100枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

ens********さん

2018/2/1416:43:02

「跳躍伝導」
「跳躍伝導でくびれからくびれへとインパルスが伝わるときは、普通の電線を電気が伝わるときのように電子の移動で伝わり、くびれ部分でのみ神経線維の膜の中と外とのイオンの移動によってインパルスが発生します。このため、髄鞘をもつ神経線維では、髄鞘を持たず髄鞘の間のくびれも持たない神経線維(無髄線維)よりもずっと速い伝導速度を実現できます。」

質問した人からのコメント

2018/2/18 20:42:15

Yahoo!知恵袋 特別企画

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる