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石田三成の挙兵は、他の武将たち(特に豊臣派)にはどう思われていたのでしょうか?

kok********さん

2018/8/1223:07:30

石田三成の挙兵は、他の武将たち(特に豊臣派)にはどう思われていたのでしょうか?

豊臣秀吉と前田利家の死後、秀吉の遺命によって、利家と並んで多くの政務を任されていた徳川家康の力が増すなか、五奉行五大老体制を保持して豊臣政権を護ろうとする三成が挙兵し、家康討伐に動き出します。

しかし、ピラミッドの頂点にどっかりと座って、各地の大名が勝手に動き出すのを抑える重石の役割をしていた秀吉のポストに就き、その役割が果たせるだけの重みやカリスマがあったのは当時家康だけだったこと、また家康も高齢であるため、家康が現役を離れるまで力を温存し、持ち堪えようと考えていた者たちも当時いたのではないかと思います。家康に従い会津征伐に参加するつもりだった大谷吉継がその例ではないでしょうか。

それに対し三成は「そんなんじゃダメだよ。家康が生きているうちに権力全部持っていかれちゃうよ。家康を討伐するという俺の考えこそ、現況を打破する唯一無二の方法なんだ」と説得したのではと思います。この三成の考え自体は正しいでしょう(勝てればの話ですが)。
結果、吉継は挙兵に賛同し、関ヶ原の戦いへと続くことになります。三成の立てた作戦は、十分に勝機のあるものでした。しかしこの挙兵は、吉継のように今は戦わずに雌伏して豊臣を護ろうとしていた者たちの努力や希望を踏みにじるものだったのではないでしょうか。

私は三成がやったことは「家康について豊臣を裏切るか、秀頼様について家康を破るか、今ここでどちらか選べ」と、諸将ができる選択肢を、極端な二択に絞ってしまったと言えると思います。これには「家康に従った者たちも、秀頼様には逆らえまい」と考える三成の作戦も含まれていたでしょう。
しかしこれに対し、会津征伐に参加していた諸将らは急に逆賊扱いされて怒るに決まっていたでしょうし、「上層部の都合で正義がコロコロ変わる政権や奉行衆はもう信用できない」と徳川派に鞍替えしようとする気持ちを強めた者もいたと思います。
西軍についた真田昌幸もまた「やるならやると早く言え」と怒っていたそうで、味方にとっても「寝耳に水」だったという人はいるのでしょう。

朝鮮出兵での和睦でも、秀吉の出した条件が高圧的過ぎると判断し、勝手に書き換えて都合の良いことを伝えるなど、私は三成に対し「どうしてそんなに勝手なことばかりするの?」という気持ちがいつもあります。おそらくこれを尋ねて三成からの返事は「良かれと思ってやった」「豊臣家を護るためにやった」の一点張りではないかと思います。

詳しいわけではありませんが小説「白い巨塔」の財前五郎も、自分の診断が正しいと信じて疑わず、他の人の危惧する声もまったく耳に入れずに突き進み、裁判に至ります。問題があるのは医師としての腕前ではなく、彼の考え方や態度ですよね。石田三成はこれにそっくりだと思います。

歴史に詳しい方、好きな方、ご意見をお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

def********さん

2018/8/1223:31:12

面白い考えだと思います。なるほどと考えさせられる部分もあります。

まあ、歴史に詳しい方もおり、資料に基づいた回答もあるでしょうから、私は自分の考えを。

戦争や、政治や経営もそうでしょうが、人間が欲や建前、それに加えて負ければ滅びるというような状況で行う行動、それも大勢の人間が関与する事柄というのは、カオス過ぎて、読みきれるものではないと考えられます。
確かに家康の寿命が尽きるのを待てば良かったという見方もあるかもしれませんが、徳川家は磐石の態勢で家康が亡くなっても豊臣を滅ぼしたかもしれません。
また、豊臣家があのままでいて、勢力を盛り返す見込みはあったでしょうか?いたずらに時を過ごせば、差が開く一方だったかと思いますし、石田三成は、徳川に勝利しうるタイミングは間違わなかったと思います。
もちろん、質問主さんのような思考をしていた武将もいたでしょうが、それは、豊臣のためというより、結局は自分のためでしかなかったのではないでしょうか。

三成の行動が勝手だったというのは、当然そういう意見もあるでしょう。しかし、作戦というものは、秘匿が当然で明かせば明かすほど、漏れる可能性があるので、あれはあれで仕方なかったと思います。

朝鮮出兵関係は、それで上手く行った部分もあったのでは?三成が滅びたから、悪く言われるだけで、仮に三成が勝者であったなら、むしろ臨機応変とされたかもしれません。

質問した人からのコメント

2018/8/19 19:33:35

回答ありがとうございます。あのまま家康を放っておけばジリ貧で乗っ取られることは間違いなく、家康を討伐するという三成の方法自体は正しかったと思いますが、それを達成するにはあまりにも唐突過ぎて、あらかじめ味方を作っておくなど根回しをしておく必要があったと思います。もちろん後世に生きる私たちが当時の人たちに「あの時こうすればよかったのに」などと言う資格はありません。

ベストアンサー以外の回答

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2018/8/1917:24:42

もともと官僚だからな。
戦略・戦術に関しては無能。
しかも、横柄で同僚から嫌われていた。

loo********さん

2018/8/1815:45:42

Q『石田三成の挙兵は、他の武将たち(特に豊臣派)にはどう思われていたのでしょうか?』

「淀殿」→「三成、謀叛」と徳川家に通報しており
決して味方ではない。

「増田長盛」→「三成、謀叛」と徳川家康に通報後に
「内府違いの条々」で家康を糾弾しておりアベコベ。

「徳川家康」→淀殿の三成、謀叛の知らせで「会津征伐」への進軍を停止するが
その後の三成による「内府違いの条々」が当の家康に届けられておらず
自体が解らないまま途中で「内府違い」を受け取り
あわてて江戸に篭って情報収集からの「関ケ原」へ・・・。
小説などで描かれる「何でも解っていた家康」ではなく
じっさいは「内府違ひの条々」も知らずよく解っていない家康が
史料からは見えると思います。

「毛利輝元」→これ以前から三成らと謀議していたようで
この機に「家康」を排除し政権ゲット!を考えていたようです。

「加藤清正」→三成を襲撃しましたが、実は家康も攻撃したかったようで
どちらも敵視していたようです。

「他」→「豊臣政権・家康派」「豊臣政権・毛利&三成派」で分裂する中
それぞれの事情でどっちかに付いています。

★『五奉行五大老体制を保持して豊臣政権を護ろうとする三成が挙兵し、家康討伐に動き出します。』

ここなのですが「毛利輝元、三成」は秀吉死後すぐに
「遺言」に反する「連判書」「起請文」を作成し
掟に反する「私党」も形成しだしています。

これは明らかに秀吉の遺言に反しており
かつ家康を攻撃してもおり決して
「五奉行五大老体制を保持して豊臣政権を護ろう」と
いった物ではありません。
家康から権力を奪い「毛利&三成など」で権力を握ろうとしています。

なのでその政治史観は間違いと言えます。

Q『吉継のように今は戦わずに雌伏して豊臣を護ろうとしていた者たちの努力や希望を踏みにじるものだったのではないでしょうか。』

「大谷吉継」がそのように考えていたか分かりませんし
「加藤清正」などは「看羊録」によれば「三成襲撃」後に
「家康」も攻撃しようとしていますので
「今は戦わずに雌伏して豊臣を護ろうとしていた者たち」にも
見えません。

そういった物が本当に居たか
検証が必要と思いました。

mim********さん

2018/8/1721:03:49

福島正則ら武断派からは「豊臣家に寄生する石田三成が謀反を起こした」と認識されていたようですが、五大老のうち三大老が西軍に与し、五奉行のうち四奉行が西軍に与しているわけですから、よくやったぞ石田と考える豊臣派も多かったのでは。石田と犬猿な加藤清正も西軍に与すか東軍に与すかでずっと悩んでいたそうです(前田vs徳川の戦になりかけた際、福島正則は家康屋敷に馳せましたが加藤清正は彼が嫌悪する石田三成や増田長盛もいる利家屋敷に参じました)。

peace2qazさん

2018/8/1305:50:07

あの時代、豊臣家では北政所が影響力があったはずです。

黒田長政も「われわれは北政所様の意向で動いている」と述べ、小早川秀秋の東軍への参加を呼び掛けています。

太閤夫人や東海道を死守していたその子飼い大名から支持を得られていません。
逆に先の襲撃事件で三成の首を挙げれなかった七将は「今度は北政所様のお許しもある」といきり立ったでしょう。

では、家康の老衰まで待つ自重を求める大名はいなかったのでしょうか。
前田が人質を出し徳川の軍門に下り、今度は上杉まで倒されたら、秀忠の代になっても手ごわくなる・・・と言う判断でしょう。

その点は、織田信長が死んでから織田領に侵攻した家康、太閤薨去を待って専横を始めた家康と違う点です。

『論語』には、「義を見てせざるは勇なきなり」とあります。忠義に厚い上杉家を守り、逆臣家康を討つのに待ったなしです。

ただ、北政所には義と認識されず子飼いを東軍に味方させたのは歴史的事実です。

上杉征伐で家康に従った武将を逆賊扱いはしてないよ
逆賊にしたのは小山会議以降だな

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