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中華思想で言えば、南蛮は征服或いは成敗すべき異民族ですか?

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ID非公開さん

2018/9/2223:37:24

中華思想で言えば、南蛮は征服或いは成敗すべき異民族ですか?

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ste********さん

2018/9/2300:25:35

建前上は違います。

中華思想は、華夷思想と呼ぶこともあります。
「華」と「夷」を対比させる思想です。

中華の「華」とは中国そのものを指す文字でした。
古い時代(周のころ)には、自分たちのことを華夏と呼んでいました。

https://kotobank.jp/word/%E8%8F%AF%E5%A4%8F-459158#E3.83.87.E3.82.B...

ちなみに、「中国」という用語もすでに存在しました。
華夏や中国といった用語は、文化の華やかなる中心という意味がありました。
つまり、周の人々は、自分たちが文化の中心に住んでいる文明人と
考えていたわけです。
しばらくすると、「中華」という華夏と中国が合わさったような用語も
生まれました。

これに対する用語が「夷狄」になります。

https://kotobank.jp/word/%E5%A4%B7%E7%8B%84-31612#E4.B8.96.E7.95.8C...

夷狄とは、ごく簡単に説明すれば野蛮人のことです。
中華と夷狄の区別は、古代ギリシアでいえば
ヘレネスとバルバロイの区別と同じようなものです。

中華・中国に暮らす人々が文明人(文化人)であれば、
夷狄とは文化の欠如した野蛮人という意味になります。

夷狄は、四方ごとにさらに区分すると
東夷・北狄・南蛮・西戎となります。
南蛮とは、中国の南方に住む野蛮人という意味です。

>南蛮は征服或いは成敗すべき

では、中国ではこの夷狄を征服したり征伐すべきだと
考えていたのかというと、実は違います。
極端なことを言えば、夷狄とは人間よりも獣に近い生き物
というくらいの考えでしたので、そもそも眼中にない存在でした。
別に征服しなくとも放置しておいてかまわない存在でした。
ただし、その夷狄のほうから侵略してくることがあるため、
それに備えなければならないという意識はありました。

夷狄が多少でも文明を学び、中華に歩み寄ってくるのであれば、
歓迎してあげようという建前もありました。
これが、冊封と朝貢という形を取ります。
夷狄が貢物を持って来れば、それなりの待遇をして
お土産もあげようというものが朝貢貿易でした。

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