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ピアノについては、よく知らないのですが・・・。 ピアノの世界って、 「弘...

shi********さん

2018/10/2619:40:36

ピアノについては、よく知らないのですが・・・。

ピアノの世界って、

「弘法筆を選ばず」 ではなくて、

「演奏者、ピアノを選ぶ」 ですよね?

で・・・、思うんですけど、モーツアルト、ベートーベン、ショパン、リストたちは、

高価?な、ピアノを使っていた、のでしょうか?

それとも、彼らくらいの名演奏家であれば、

「弘法筆を選ばず」、だったのでしょうか?


まぁ、シューベルトなんかは、自分で作曲しておいて、自分で弾けない曲もあった・・・、なんて噂は聞きますが・・・。

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ベストアンサーに選ばれた回答

un_********さん

2018/10/2622:29:35

モーツァルトは、少年時代には主にチェンバロを弾いていました。21歳ごろに出会ったヨハン・アンドレアス・シュタイン製作のピアノを絶賛しています。そして26歳ごろに入手したアントン・ヴァルター製作のピアノをとても気に入り、終生、愛用しました。ヴァルターに「ペダル鍵盤つきのピアノ」を特注した記録が残っていますが、そのペダル鍵盤は現存していません。

古楽器(=ピリオド楽器。作曲当時の楽器・奏法)によるモーツァルト演奏では、ヴァルターの複製がよく使われます。こちらの演奏(K.545)に使われているのもヴァルターの複製だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=1YDwDXbwRVQ

ベートーヴェンは、初期にはシュタインやヴァルターを、そしてコンラート・グラーフ、ナネッテ・シュトライヒャー、トマス・ブロードウッドなど当時の名だたる楽器製作者たちと親交があり、彼らから楽器の提供を受けています。ベートーヴェンに使ってもらうことは名誉でもあり宣伝効果もあったからです。またベートーヴェンの要望を受けてピアノの音域が拡大されるなどの進化がありました。

こちらはヴァルターの複製によるベートーヴェンのピアノソナタ第8番です。たぶんベートーヴェン本人もこんな風に「楽器を壊しそうな勢いで」弾いたんだろうな、と思わせてくれる熱演です。
https://www.youtube.com/watch?v=YlKxaIo_mgc

ショパンは若いころにはグラーフから提供されたピアノを、そしてパリに出てからはプレイエルやエラールの楽器を弾いていましたが、特にプレイエルの楽器を愛用していました。

マルモンテル『ピアノとその歴史の起源』(1885年)という本に紹介されているショパンの言葉:
「私の体が言うことを聞かず、指も硬くて動きが鈍く思うように鍵盤を動かせず、鍵やハンマーの動きを操るほどの力がない時は、エラールのピアノを選びます。音の響きも良くて、透明感がありますからね。でも気力が湧いてきて、いくら指を動かしても疲れないし、いらだつこともないようなら、プレイエルの方が私の想念や感情をしんみり伝えられるし、個人的なものが直接表現できます。指がハンマーに直結していて、ハンマーは私が表現したいと思っている感覚や、出したい効果をそのまま正確に表現してくれるような気がするのです。」

19世紀半ばごろのプレイエルやエラールになると、現物も使用可能な状態で残っていて、実際にショパンの録音や実演でもよく使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=Pav2wx4KVJE

リストは、エラール、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインなどの楽器を弾き、晩年にはスタインウェイも所有していました。ベヒシュタインについては面白い話があります。リストはその激しい演奏でピアノを壊すことがあり、その演奏を聴いたベヒシュタインは「リストが弾いても壊れない」ピアノを作って、リストに毎年1台届けたそうです。リストが晩年に持っていたベヒシュタインの現物は録音にも使用されていますが、同じ時代のスタインウェイと比べても明らかに弦の張りが緩く、幻想的な音色がします。

もしピアノとピアノ音楽の歴史に興味があれば、小倉貴久子『ピアノの歴史』(河出書房新社)をお勧めします。

  • 質問者

    shi********さん

    2018/10/2700:47:08

    ありがとうございます。

    カールルイスとかウサインボルトとか・・・、に例えるのも変ですが・・・。彼らと靴、と似たような形で、ピアノ自体も、彼らと共に進化していったのでしょうね。彼らは、ゴッホみたいに、死後有名になった、という分けでもないので、それなりにスターではあったのですね。

    でないと、あれだけの曲(ハンガリア狂詩曲2番とか)を引くのも難しいですものね。やはり、「演奏家、ピアノを選ぶ」でしょうね。

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質問した人からのコメント

2018/11/2 10:53:20

ピアノは、

「弘法筆を選ばず」 の反例の典型、ということですね。

ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

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may********さん

2018/10/2622:03:26

必ずしも高価なピアノを使ったわけではないです。
値段よりも鍵盤数とか、頑丈さとか音色などにこだわっていたことは判っています。

○ベートーヴェン
・シュタイン
・ヴァルター
・エラール
・ブロードウッド
・コンラート・グラーフ
など

○ショパン
・エラール
・プレイエル

○リスト
・エラール
・ベーゼンドルファー
・ベヒシュタイン

なんかを使ってたそうです。

シューベルトは有名な歌曲
「魔王」のピアノの三連符を自分で弾けなくて、八分音符で弾いていたそうです。

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twe********さん

2018/10/2620:28:02

そこにあるピアノを使ってた(・o・)

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tot********さん

2018/10/2619:49:21

みなさん、ピアノには一家言お持ちで、特定のブランドしか弾かないとか、ピアノ製作者にやいのやいのと改良を注文したりとか、中にはロンドンから40日かけてピアノを運ばせて寄贈させた(ベ・・)りとか、ピアノに関するエピソードには事欠きません。

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