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一般住宅は何ガルぐらいの揺れに耐えれるんですか?

yur********さん

2018/11/1609:13:39

一般住宅は何ガルぐらいの揺れに耐えれるんですか?

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福味 健治さんの写真

専門家

2018/11/1616:56:36

大阪で設計事務所をしています。

建築基準法では、400galの揺れに耐えられる事を最低基準としています。
これには理由がありまして、関東大震災が400galであった為、関東大震災に耐える家を建築基準法の基礎とした為です。
近年、地震計も進化し、数も多くなり、より詳細なデータを得られるようになりました。すると、400galどころか、1000galを超える地震も観測される様になりました。しかし、400galを超える地震が発生すると、立ちどころに建物が倒壊するかと云うと、そうでもありません。
何故かと云いますと、建物の倒壊具合と重力加速度(gal)の間に相関関係が乏しいと云う研究結果が出ている為です。
キラーパルスが話題になっています。建物が1m移動するのに1~2秒必要とするくらいの、速度が木造住宅では最も被害が大きいとされていますが、galではこの振幅周期を表現する事が出来ません。
重力加速度(gal)ではなしに、等速運動(kain)の多きさの方が地震被害との相関関係が強いと云われています。
結果的に、(gal)の大きさで言うと400gal程度の揺れに抵抗出来る構造にしておけば、被害状況から判断して概ね大丈夫であろう、と云う判断がなされているのです。
これは木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造と云った構造別に分けられているものではなく、どの様な構造でも400galを目安に建てられているのです。

ただし、400galだから、安全だろうと考えるのは早計で、より大きなgalに耐えられる様に、する方が安全性が高まるのは云うまでもありません。熊本地震では500gal(耐震等級2)に耐えられるとされた家が倒壊しています。600gal(耐震等級3)に耐えられるとされた家では被害は殆どありませんでした。

一概に何galであれば大丈夫と云う考え方をせず、地盤の状況や、建物のバランスの良さ等々を考慮して総合的に地震に強い家を目指す事を専門家は心がけています。

質問した人からのコメント

2018/11/16 18:27:13

回答ありがとうございます!

回答した専門家

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福味 健治

建築家

現代の“数寄屋”請負人。ローコストであなた好みの家を造ります

【一級建築士】 【設計専攻建築士】 【住宅性能評価員】 【応急危険度判定士】 【木造耐震診断受講者】 【IAU型免震設計資格者】 【被災度判定講習受講者】 【木造耐火建築物講習受講者】 【「All About プロファイル」認定建築士】 【読売新聞「マイベ...

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