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隣組制度とは一体何でしょうか。

hit********さん

2019/3/522:48:08

隣組制度とは一体何でしょうか。

何故当時の日本政府は隣組制度を作ったのでしょうか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

zez********さん

2019/3/616:38:41

「総動員体制」というのは要するに、政府が掲げる何かの目的のために国民生活のすべての場面からの搾取をやるということです。当然、「国民生活の全ての場面」を政府が直接監視して「命令した通りに〇〇を実行しろ」なんてやってたら憲兵さんが何百万人いても足りないので、住民相互に監視をさせて政府の命令を確実に実施させるわけです。これが「隣組」制度の最大の存在意義です。

「相互監視」を旨とする隣組ですから、現代日本と(嫌な意味で)おなじく、地域の中で目立っている家が集中的に叩かれる構図は山ほどありました。「隣組」はもともとは政府の命令を国民に徹底させるための組織ですが、政府の命令「だけ」を徹底させるよう制限が掛かっていたわけではないため「自主運動」的なことにまで「隣組」の相互監視のシステムが機能して強制力として働くケースも山ほどありました。敵性語禁止だの外国音楽排除だのといった(無意味な)文化統制は実質的にこうしたシステムを経由して国民生活を縛っていましたし、政府の命令にしても例えば「兵士の外套をつくるためにペットの犬を供出(=殺す)せよ」という命令が「隣組」に降りてきたなら、「〇〇さん所はこのご時世で犬に食べ物を与えられるくらいにひとりだけ金持ちなのよ、みんながお国のために耐え忍んでいるときに卑怯だわ、不謹慎だわ」と、犬の供出にスムーズに応じない限り近隣住民からの嫌がらせと威圧が行われるわけです。配給もこの「隣組」を通じて行われるため、隣組の命令に従わなければ生きていくこと自体が困難でした。

ま、そんなわけで、「隣組」というのは「町内会」よりもさらに小さく区分けされた(上からの)住民組織です。加入は強制、命令も強制。得られるメリットは「国・社会・近隣住民を敵に回さずに生きていく資格が得られる」ということだけでした。

質問した人からのコメント

2019/3/10 16:12:38

お返事どうもありがとうございます。

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