ここから本文です

【古文、漢文・漢詩、漢字】

mad********さん

2019/3/2001:18:44

【古文、漢文・漢詩、漢字】

「使わす(遣わす)」という語が、かつては「被使役者への尊敬が込められていた」とどこかで聞いた記憶があるのですが、これは正しいのでしょうか?

もしご存知であればこの正否に加えて『そのように使われていた地域・時代』、また、『正しいとして、被使役者への尊敬を含まない使役の語・使役者への尊敬を含まない使役の語というものがあるのかどうか』についても教えていただけると嬉しいです。

この質問は、活躍中のチエリアン・専門家に回答をリクエストしました。

閲覧数:
26
回答数:
1
お礼:
500枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

ait********さん

2019/3/2001:50:34

部分的に正しいですが、誤りがあります。
尊敬形であるというのは事実ですが、尊敬の対象は被使役者(使役される者)ではなく使役者(使役する者)です。したがって、「使わす」とは、現代語訳すれば「お使いになる」というような意味です。

動詞の未然形に「す」を付すのは、奈良時代に用いられた尊敬語の形態です。この場合では、「つかう」の未然形「つかわ」に「す」を付しています。地域には関わりなく、古代日本語全体にこの形態がありました。

尊敬の意を含まずにいう場合は、単に「使う(遣う)」と言います。「誰々を遣う」などという言い方は一見不自然なようにも思えますが、文法上から言えば正しいです。

類例を挙げれば以下の通りです。

・「天照大神(あまてるおおかみ)」→尊敬形は「天照大神(あまてらすおおかみ)」(現代語の「照らす」とは無関係に、アマテルという自動詞の尊敬形としてアマテラスといっている)
・「遊ぶ」→「遊ばす」(現代語にも遺存)
・「知る」→尊敬形は「知らす」(統治する意)
・「見る」→尊敬形は「見す」→転じて「召す」

あわせて知りたい

この質問につけられたタグ

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる