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2019/4/5 22:56

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戦時中、木製の航空機はあったのに、木製の戦車や軍艦がなかったのは何故ですか?

戦時中、木製の航空機はあったのに、木製の戦車や軍艦がなかったのは何故ですか?

世界史 | 国際情勢83閲覧

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質問が日本に限定されてないようですから。 木製の軍艦はありますし。巨大艦の計画はありました。 魚雷艇なんて木製が割とあります。 アメリカですら一部のアルミ製を除けば魚雷艇は木製でした。 巨大艦の計画と言うのは、イギリスの氷山空母でして。 氷山空母は、当初は本当に氷山をくり貫いて空母にする構想でしたが。 あまりに実用性が無いため、鋼鉄のフレームにパイクリートの外装となります。 パイクリートと言うのは、氷山空母の提唱者、パイク氏から来てまして。 木材パルプに水を含ませて、冷やして硬化(その後も冷凍室で船体全体を冷やす)させる構想になります。 これは空母が足りないとかではなく、大西洋の通商路に浮かべてUボート対策にしようとしたのですが。 パイクリート製の実験船から、莫大なコストがかかることや、アイスランドの基地化、レーダーがUボートのシュノーケルすら探知するレベルに高性能化し、Uボート対策に使う航空機の数がそれほど要らなくなったことで計画は中止になります。 日本の特攻兵器、震洋(ベニヤ板製)なんてのもあります。 ちなみに掃海艇が最近まで木製云々は、日本の「はつしま」型がそうだっただけで、国際的にはFRPがよく使われています。 戦車は、弾が防げないし、可燃物は使えません。 例えば日本軍が使った火炎ビンは、気化したガソリンが車内にも侵入。戦車兵の軍服すら焼いたと言います。 木材を使ったとすれば、戦車ではありませんが、ナチスドイツが自走砲の床材にした例はあります。 7.5cm PaK40/4 auf Raupenschlepper, Ost(Sf) そもそも、自走砲に向いてない輸送車ベースで。 足場を木材で作ってます。 まあ、案の定、失敗作で、輸送車に戻されました。 さて、木製の航空機ですが。 今は飲み物の缶にすら使われるアルミが戦時下では足りなくなると言う懸念がありまして。 全木製は少ないが、部分的に木製と言う例は、ソ連やナチスドイツに見られます。 また、日本では疾風を木製や鋼製にする試作はしていました。 (木製は性能不足。 鋼については、試作時点で鋼すら不足と言う状況です。) もう1つは、(ちゃんと頑丈に作れば)アルミより重くなるが、表面をツルツルに仕上げられるため、加速性能は高くなくて良いが最高速度は上げたい!と言うような、偵察機や高速爆撃機に使えます。 アルミの航空機って以外とリベット周りとかベコベコでして。 (ロシアのフランカーなんて、部分的には未だにそうで、あれで良く高性能になったもんだと逆に驚かれてます。) 木製の航空機の方が必要を平滑に出来るのです。 ただし、これは注意点がありまして。 ●アルミを使わないと言う動機は必要です。 と言うのも、アルミ製でも、電気溶接(F4U)してしまうとか、パテで仕上げる(P-51の主翼)とかすれば、当時でも、手間をかければ平滑に仕上がりました。 (F4Uの電気溶接は、リベットほどでは無いが、さほど平滑でもないと言う話もあります。) ●木材もカンナでツルツルにするとか言うのではなく、仕上げに手間をかけます。 表裏に何層も防水塗装や防腐剤を使ってます。 また、重くなるので、加速や上昇性能は低くなります。 空気抵抗の小ささを活かして(急加速は出来ないがゆっくり速度を上げて行き)最高速度を活かすような用途になります。 ●高性能機として実用化出来たのはイギリスだけです。 結局、戦前に高性能な接着剤を実用化出来てたか?で話が決まってしまいます。 他の国は強度的な問題を抱えています。 (ソ連の戦闘機の場合、木製部分が空中分解したとか言う話は聞きませんが、主翼に機関砲が積めないなどの弊害はありました。) しかし、そのイギリスですら、モスキートは不意に空中分解することが時々あったそうです。

その他の回答(7件)

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掃海艇の場合は大戦中でも磁気反応機雷に対応するために、木造もあったと思うが。 海上自衛隊の掃海艇/掃海艦も、最近まで木造を建造していたし。最近、FRP製の掃海艇/掃海艦の建造に切り替えたけど。 掃海艇/掃海艦も立派な軍艦だぞ。

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圧縮加工された木材の合板は、構造材としての強度は十分ありましたが、防弾装甲性能はありませんでした。したがって、外皮が装甲としての役割を持たねばならない戦車には使えなかったのです。

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戦時中というのが第二次世界大戦のことだとすると、確かに戦車や軍艦で木製は一般的ではありませんね。 ※ただし木製の軍艦は存在する。 航空機は当たらないことに意義があるため速ければ良かったのですが、大型軍艦や戦車は遅いので当たることがほぼ前提ですから、防御力はある程度必要です。 現在ではミサイルに当たれば大型空母でも一撃で戦闘不能になりかねないので、装甲はなく素早く動けるようになっています。しかし大戦中のは大砲の撃ちあいなので、最後まで立ってたほうが勝ちというような殴り合いの撃ちあいです。 となるとどうしても防御力は必要。戦車なんて木造であったら木造の自動車ですら荒れ地で壊れるレベルですから、とてもじゃないけど撃ちあいでは小銃弾も防げそうにありません。 ということで木造は不向きなのです。 木造の戦車や戦艦というのは、北極点でTシャツ1枚みたいな話です。

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太平洋戦争における日本の木製飛行機は、アルミが枯渇した事でジュラルミンの機体が作れず、特攻機を仕方なく機で作る…という事が終戦間際に始められました。(=「剣」つるぎ) 鉄も不足気味でしたが、木製にするまで逼迫していなかったので、鋼鉄製が主体でした。仮に鉄が入手難になっても、砲やエンジンなどを固定して装甲を必要とする戦車や軍艦のほとんどは、木製で対応とするのはまず不可能だったとは思います。 昔から割と最近までは、磁気感知機雷を処分する掃海艇は木製船体でした。 剣

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