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神聖ローマ帝国の構成国について質問です。

jnp********さん

2019/4/2016:31:26

神聖ローマ帝国の構成国について質問です。

『神聖ローマ帝国』とは、現在のドイツ、オーストリア、チェコ、イタリア北部を中心に存在していた国家で、9~10世紀に成立し、1806年まで続いた国家である。
この国家は、一つの国家ではなく、複数の国家から成り立つ“国家連合”という、それぞれに主権を維持した二つ以上の主権国家による連合なのですが、ここで質問です。
「神聖ローマ帝国」の領土を調べると、次々と、年が変わるたびに変わっていく。
では、神聖ローマ帝国という国家連合を構成していた国家は、どれくらいの数で構成され、そして、どんな国々が構成していたのでしょうか?

神聖ローマ帝国,構成国,国家連合,主権,オーストリア,選帝侯,領邦

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pat********さん

編集あり2019/4/2021:32:30

国家(Staat)ではなく領邦(Land)です。
日本語ではよく「領邦国家」などと訳されますが、私たちがよく知っている国民国家とは全く趣きが異なりますので領邦、或いはラントという用語をここでは使用させていただきます。
日本史的にいうと江戸時代の藩みたいなものだと思って頂いたら宜しいかと思います。
さて、その領邦ですが、1356年のカール四世の金印勅書制定以降、帝国の分権化は決定的となり、各領邦の君主は領邦ごとの一元支配を進めていったので、帝国は最大で300の領邦から成り立っていたと言われています。
領邦は大きく、大司教、司教、修道院院長を君主とする聖界諸侯の有する領邦と公(Herzog)、選帝侯(Kurfürst)、伯(Graf)、辺境伯(Markgraf)、方伯(Landgraf)、城伯(Burggraf)、宮中伯(Pfalzgraf)といった世俗諸侯の有する領邦に分かれ、それに加え都市が帝国の構成要素となります。
領邦の君主は皇帝(正確には王)を選ぶ選挙の投票権を持っていたので、皇帝は自分の身内を後継者にするために票を買収し、その見返りとして様々な権利を彼ら等族に与えて来ました。
また、領邦内でもしょっちゅう相続問題が起こり、一つの領邦を複数の相続人で分割相続することもしばしば起こりました。
もし、江戸時代の藩でこんなことがあったら、藩主になるであろう人物は改易に処されていたでしょうが、神聖ローマ帝国ではそのような事はありませんでした。
先述の金印勅書では、選帝侯領の分割相続は厳しく条文で禁じられておりましたが、当初七人いた選帝侯は帝国崩壊直前の19世紀初頭には13の選帝侯の存在が確認されています。
これらは全てが分割相続で称号を得たものではありませんが、選帝侯でこの有り様ですから、それ以外の大小諸侯はもっと凄まじい勢いで分割相続していったと予想され、これが最大で300の領邦があったという一番大きな原因です。
しかし、ある程度の数で収まっていったのは、絶対王制の時代に領邦内の諸制度を整備(特に軍事面で)していったオーストリアのハプスブルク家やプロイセンのホーエンツォレルン家のような有力諸侯が近隣の弱小諸侯を直臣化したり、或いは戦争によって彼等の有する領邦を併合したためだと言われています。

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kus********さん

2019/4/2017:39:05

「この国家は、一つの国家ではなく、複数の国家から成り立つ“国家連合”という、それぞれに主権を維持した二つ以上の主権国家による連合」はどこからひろってきた表現でしょうか?中世ヨーロッパにおいては乱立する諸侯が各地を支配し、とても主権国家を想定することはできないし、近世以降は各地の領邦国家が主権を認められていて、神聖ローマ帝国は領邦国家同士が対立し合っているのに、ドイツ領内のすべての領邦国家による連合国家?というおかしな話になってしまいます。
ただし、神聖ローマ皇帝(またはローマ王)が兼任する王として東フランク王(ドイツ王)、イタリア王(中世イタリア王国の但しが必要、要は北イタリア)そして
ブルグント王(アルル王国、現在のフランス南東地域)があり、服属する王国にボヘミア王国(今日のチェコ)があります。また神聖ローマ皇帝になった人物または王家が王国を所有しているがあることもあり、先述のボヘミア王国やハンガリー王国、シチリア王国、ナポリ王国、スペイン王国、ポルトガル王国が所有されていたケースがあります(時期はそれぞれで異なりますが)。

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