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大日本帝国の臣民の権利と日本国憲法の基本的人権の違いを短く簡単に教えてくだい...

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ID非公開さん

2019/5/1919:37:50

大日本帝国の臣民の権利と日本国憲法の基本的人権の違いを短く簡単に教えてくだい!!!

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hou********さん

2019/5/1921:22:21

>大日本帝国の臣民の権利と日本国憲法の基本的人権の違いを短く簡単に教えてくだい!!!


1.
現在の日本国憲法では、主権は国民にあります。(=国民主権)

2.
しかし、大日本帝国憲法では、主権は天皇にありました。(=天皇主権)
そして、国民には天皇により「臣民権」が与えられていました。
「臣民権」つまり、「天皇の家来扱い」だった訳です。

3.
そうすると、大日本帝国憲法下における“人権”の意味が
日本国憲法の基本的人権とは、決定的に異なります。

「天皇の家来扱い」の「臣民権」という“人権”であると、
天皇の名において、法律でやりたい放題に人権を制限できることになります。

これを大日本帝国憲法下の「法律の留保」とも言います。
つまり、法律で認める範囲で“人権”は与えられているに過ぎないことになります。

4.
一方、国民主権における「法律の留保」の意味は異なります。
日本国憲法下では、国民の人権制限する場合には、国家はきちんと「法律」を制定しなさい。そして、その「法律」は憲法に反してはいけません。
つまり、国家は「法律」を制定して人権制限するにしても、憲法違反のやりたい放題にはできません。


5.
以上より、まとめると、
「法律の留保」には、下記のように全く異なる2つの使い分けがあるということです。

①法律さえ制定すれば、国家はやりたい放題に人権を制限できる。つまり、法律により認める範囲で、“人権”は与えられているに過ぎない。⇒「やりたい放題、与えられているに過ぎない」より、マイナスイメージでとらえて良いと思います。

②国民は基本的人権が保障されていて、自由なのだから、その人権を制限する場合は、国家はきちんと「法律」を制定しなければならない。そして、その「法律」は最上位規範である「憲法」に違反してはならない。⇒立憲主義の元「憲法>法律」という価値観で、国家が「法律」制定すれば人権制限出来る訳ですから、プラスイメージでとらえて良いと思います。

6.

さて、あなたの冒頭の質問「大日本帝国の臣民の権利と日本国憲法の基本的人権の違いを短く簡単に教えてください!!!」についてですが、
ひと言でいえば、「法律の留保」の考え方について、下記の違いに尽きます。

・大日本帝国憲法では「5-①」を採用しています(=法律さえ制定すれば、国家はやりたい放題に人権を制限できる。つまり、法律により認める範囲で、“人権”は与えられているに過ぎない。)
・日本国憲法では「5-②」を採用しています。(=国民は基本的人権が保障されていて、自由なのだから、その人権を制限する場合は、国家はきちんと「法律」を制定しなければならない。そして、その「法律」は最上位規範である「憲法」に違反してはならない。)

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