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国立公園内の温泉地で大きい(訪れる人が多い)のはどこなのでしょう?

shi********さん

2019/7/817:18:23

国立公園内の温泉地で大きい(訪れる人が多い)のはどこなのでしょう?

自分でも、こころあたりを調べてみました(下)。

中: 国立公園内にある

外: 国立公園外にある

です。


意外だったのは、鬼怒川方面(川治、塩原、那須)

が全て国立公園内だった、って事です。

鬼怒川温泉駅前なんかビルが乱立しているのに、あそこが国立公園内だなんて、ちょっと驚きです。

逆に、熱海、伊東、修善寺なんかが国立公園外なのも意外でした。

草津なんかは、わざと外している様に観えますが、湯ヶ島なんかはわざと入れている、様に観えました。不思議ですね。


で、いまのところ、


箱根、鬼怒川、赤倉、四万、・・・の順です。


----------------------------------------------------
四万 中

万座 中

草津 外

渋 外

野沢 外

日光湯元 中

鬼怒川 中

川治 中

湯西川 中

塩原 中

那須 中

赤倉 中

伊東 外

熱海 外

修善寺 外

湯ヶ島 中

河津 中

堂ヶ島 中

土肥 外

熱川 中

箱根 中

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ベストアンサーに選ばれた回答

unt********さん

2019/7/1319:29:10

「温泉地別の訪問客数の順位」というのが意外な難問でして、都道府県単位での入込観光客数の統計みたいなものはあっても、温泉地単位の統計というのは環境省も観光庁も観光新聞その他のメディアも作っていないのです。温泉地別の人気投票みたいなランキングならありますけど。
宿泊者数ぐらいなら、各温泉地の旅館組合とか観光協会に依頼すれば把握できそうなものですが、地元はどこも実際より水増しした数字を出したがるでしょうから、データの客観性を担保できないのでしょうね。まして、宿泊客に加えて、日帰り客も含めた入湯客数全体を把握するのは、組合や観光協会には荷の重い仕事であることは容易に想像がつきます。


宿泊客も日帰り客も含めた温泉施設(旅館・ホテル+公衆浴場など日帰り施設)への入湯客数を客観的に把握する方法が、実は一つだけあって、それは温泉施設の入浴客・宿泊客から自治体(市町村)が徴収する「入湯税」収入の市町村別ランキングです。

入湯税の現在の標準税額は一人150円。市町村の条例で税額を弾力的に決められるので100円とかにしている所もありますが、ほとんどの市町村は宿泊者については150円で設定しています。ただし日帰り客については、市町村間で50円から100円程度に減免、または宿泊客と同様に150円で設定(減免無し)と開きがみられます。

同じ人が一つの温泉地で複数の施設に入った場合は重複カウントになりますし、草津や別府のように共同浴場(地元住民が維持管理する地元住民自身のための非営利の入浴施設で、公衆浴場≒銭湯とは似て非なるもの)が温泉観光の中心になっているところでは、共同浴場は入湯税の徴収対象外のことが多いため、共同浴場利用客はカウントされません。
さらに12歳未満の子供は入湯税免除扱いですし、自治体によって特に日帰り客の税額設定がバラバラなのは上述の通りです。
このため入湯税額による方法も訪問客数を測定するパーフェクトな手段ではないことをお断りしますが、「宿泊か日帰りかを問わない」「公的統計という客観的データでの比較」という点で、これに勝る測定手段はないように思います。


入湯税収入による比較の唯一最大の欠点は、市町村単位での統計になってしまうことです。同じ自治体の中に有名温泉地がいくつもある場合、個別の温泉地ごとの内訳は(個々の自治体に聞けば分かるかもしれませんが)調べようがありません。
こういう場合は、市町村などが作成している観光統計による観光施設への入場者数や、各温泉地の宿泊施設の収容人員合計などから推定値を出すしかありません。
あくまで入湯税収入から導いた温泉地ごとの入湯客数の「推定値」「概算値」としてみて頂ければ幸いです。


熱海市経済観光課が作成した平成元年以降30年間の年度別の全国市町村別の入湯税収入ランキングがこちらに掲載されています。
http://www.city.atami.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/00...

これによると、平成28年度(最新)の入湯税収入の上位20位までの市町村は以下の通りです。市町村名と、主要な温泉地、その温泉地が国立公園の「中」か「外」かを列挙しました。

①箱根町(神奈川県)…箱根温泉郷(中)
②熱海市(静岡県)…熱海温泉(外)、湯河原温泉の一部(外)
③札幌市(北海道)…定山渓温泉(中)、小金湯ほか・市中心部の温泉(外)
④日光市(栃木県)…鬼怒川温泉・川治温泉(中、旧藤原町)、日光湯元温泉・中禅寺温泉(中、旧日光市)、湯西川温泉・川俣温泉・奥鬼怒温泉郷(中、旧栗山村)
⑤伊東市(静岡県)…伊東温泉・宇佐美温泉(外)、伊豆高原の城ヶ崎温泉・赤沢温泉など(中)
⑥神戸市(兵庫県)…有馬温泉、市内の温泉(外)
⑦別府市(大分県)…別府温泉郷(外、鶴見岳エリアは国立公園内だが温泉街はほとんどすべてが園外)
⑧高山市(岐阜県)…平湯温泉(中)、新平湯・福地・栃尾・新穂高各温泉(外、ただし新穂高の一部は国立公園内)(以上、旧上宝村)、飛騨高山温泉(外、旧高山市)
⑨加賀市(石川県)…山代温泉・山中温泉・片山津温泉(外)
⑩草津町(群馬県)…草津温泉(外、西の河原周辺は国立公園内だが湯畑など中心温泉街は園外)
⑪函館市(北海道)…湯の川温泉・谷地頭温泉・恵山温泉ほか(すべて外)
⑫渋川市(群馬県)…伊香保温泉(外)
⑬仙台市(宮城県)…秋保温泉・作並温泉・二口温泉(外)
⑭那須町(栃木県)…那須温泉郷(中)
⑮登別市(北海道)…登別温泉・新登別温泉・カルルス温泉(中)
⑯白浜町(和歌山県)…白浜温泉(外、国立公園は海岸のみ、陸上はほぼ対象外)
⑰鳥羽市(三重県)…鳥羽温泉郷(中)
⑱松山市(愛媛県)…道後温泉・奥道後温泉(外)
⑲下呂市(岐阜県)…下呂温泉・小坂温泉郷(外)
⑳釧路市(北海道)…阿寒湖温泉(中)


入湯税収入で30年間不動の第1位を維持している箱根町については、町域の温泉全体を「箱根温泉郷」として括ることが一般的ですけど、湯本温泉・宮ノ下温泉・強羅温泉等々と町内各温泉地を細分化して入湯客数を把握するのは困難です。

また第3位には札幌市という伏兵(?)が登場しています。札幌市最大の温泉地は郊外の定山渓温泉であり、定山渓温泉が札幌の奥座敷として道外の観光客の宿泊拠点となっているだけでなく、札幌市民の気軽な日帰り行楽先となっていることは容易に理解できますが、ここまで札幌市の順位が高いのは定山渓の力だけではないはずです。札幌市中心部(駅周辺や大通周辺)には天然温泉を備えた大型シティホテルやビジネスホテルが異常に多く、都市型の日帰り温泉施設も市中にたくさんあることから、そこからの入湯税収入の割合が決して低くないことは容易に想像がつきます。
少し古いデータですが北海道観光土産品協会が調べた平成21年度の全国市町村の入湯客数ランキングがあり、これによると札幌市全体の温泉入湯客数のうち定山渓温泉が占める割合は43%程度です。この割合で平成28年度の定山渓のみの入湯者数を推定します。これはいいデータなんですが、他府県の数値にいい加減なのが多くて基本資料にするのは控えました。ただ北海道の数値については信頼してもいいでしょう。
https://www.kankokeizai.com/image/2010pdf/20100911_07.pdf

4位の日光市も市内にたくさんの有名温泉地があって悩ましい所です。
ただし熱海市の資料19~24頁を見ると、平成16年度まで合併以前の藤原町(鬼怒川温泉・川治温泉がある)が常時トップ5に入っており、(旧)日光市や栗山村は上位50位にまったくランクインしていないので、合併後の現在の日光市の入湯税収入の75%は、旧藤原町の温泉からの収入と見なせます。旧藤原町の温泉地は鬼怒川と川治が双璧、あとは小さな日帰り施設だけなので無視してよいでしょう。鬼怒川温泉全体の旅館の収容人員は川治温泉の約10倍(旧藤原町全体のうち鬼怒川の収容力が90%を占める)なので、日光市全体の入湯者の75%×90%=68%は、鬼怒川温泉への入湯客と推定できます。日光湯元・中禅寺や湯西川は鬼怒川に比べると遥かに規模は小さいようですね。


…こういう按分計算を、全部は書ききれないのですが、都道府県や市町村、研究機関などのデータを基に行いました。市町村ごとの入湯税額も、分かる範囲でできるだけ正確に織り込みました。税免除の12歳未満の子供がいることを考慮し、税収総額を全額で割った人数の110%を、子供を含んだ入湯者総数としました。

もとより正確な温泉地単位の入湯客数が分かるデータがないので、あくまで不正確な推定値です。ただ誤差はせいぜい±20%以内だろうとは考えています。



以上を踏まえ、国立公園内にある温泉地だけでランキングを以下の通り作ってみました。何度もお断りしますが数値はあくまで平成28年度の市町村入湯税収入額を基に算定した推定値・概算値です。

●国立公園内にある温泉の入湯客数推定値(あくまで推定値)
1位:箱根温泉郷(富士箱根伊豆国立公園)558万人
2位:鬼怒川温泉(日光国立公園)217万人
3位:那須温泉郷(日光国立公園)170万人
4位:登別温泉(支笏洞爺国立公園)146万人
5位:鳥羽温泉郷(伊勢志摩国立公園)125万人
同 :定山渓温泉(支笏洞爺国立公園)125万人
次点は塩原温泉郷(日光国立公園)が100万人いるかどうか、100万人以上の入湯客数がいるのはこれぐらいではないでしょうか。

箱根(温泉郷全体)がぶっちぎりの1位で、鬼怒川温泉が2位、那須温泉郷(全体)が3位という順位は間違いないと思います。25年前まで温泉が一つも無かった鳥羽なんかが(失礼かな)ランクインしているのが意外ですが、ほぼ全市域が国立公園エリアのためこういうことになるみたいです。

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