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日米の空母艦載機数の違い 大鳳は飛行甲板の装甲化で エセックスの半分程度になっ...

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ID非公開さん

2019/7/2014:15:30

日米の空母艦載機数の違い
大鳳は飛行甲板の装甲化で エセックスの半分程度になっていますが、格納庫はどちらも1段です。

ミッドウェイと信濃は 共に装甲化飛行甲板ですが、搭載機数が3倍近く差があります。

日本海軍は大艦巨砲主義を尊重しているとしたら、航空母艦は多くの飛行機を積むかが 戦力として重要だと思うのですが、戦力を縮小しても防御を重視したのは 何故なのでしょうか?


大鳳:計画 52+1機 基準排水量 29,300t 飛行甲板装甲 75+20mm
信濃:推定 48+5機 基準排水量 62,000t 飛行甲板装甲 75+20mm

エセックス:計画 100機 基準排水量 27,100t 飛行甲板装甲 0mm
ミッドウェイ:計画 136機 基準排水量 45,000t 飛行甲板装甲 89mm

補足日本の機動部隊の編成や戦力化に対して、責任を持って戦略を練る部署がなかったのが要因ではないかと思いました。
本来なら 軍令部は用兵側の連合艦隊の意見を聞いて、将来の戦力について考える立場なのに、
砲術屋の権化なので 戦艦や巡洋艦の攻撃力には色々と口出しして、軍艦を造る艦政本部に無理難題を吹っかけているのに、
軍令部は戦前の航空母艦の搭載機数にはそれほど執着していなかったのかと思います。
艦政本部は 空母の脆弱性にイギリスは装甲化していて対策を打ちたいと思っていたので、大鳳には格納庫を縮小しても装甲化を提案し採用された。
信濃も用兵側の考え方を無視して 前進基地案みたいな 自艦防空戦闘機のみの前進基地的装甲空母なる珍案が出てします。

飛行機を開発する航空本部と実用部隊は 飛んでいる時の性能第一で 軽くて速くて遠くまで飛べるなら装甲など要らない、折り畳みなんか必要ないと思っているので、空母への搭載機数を増やすために重くするのは全く検討しない。
そして、実戦部隊は 出来た艦、少ない飛行機を使うしかなくなる。

総合的な戦力や防御力を考える 軍令部が空母戦力を真面目に考えていなかったのが要因だと感じました。

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2019/7/2204:51:33

装甲空母は元を辿れば昭和10年頃に図上演習で敵機動部隊と海戦をした場合共倒れになる算段が高いとされたため中継空母として提案されたのが最初で、中継空母は現実的でないとされましたが「中継空母を主目的とせず」とした上で装甲空母の研究は続けられ、計画は縮小されたものの大鳳となります
信濃はミッドウェー海戦後の増勢計画として工事が中止されていた一一〇号艦の空母化がされますが艦政本部が戦前提案された中継空母、航空本部が通常の空母としての艤装を提案したため、軍令部が折衷案として装甲化しつつ艦載機数は確保することになりました
大鳳の搭載機の常用57機+補助7機は翔鶴型の比べれば常用72+補助9機に比べれば2割減とされていますが別の資料では飛行甲板の広さから露天繋止機を含めて大鳳が72機、翔鶴型が80機のため実質は1割減に抑えられていました
信濃も日本海軍では最大の飛行甲板を持っているため露天繋止機を含めれば多くの艦載機を搭載できたと考えられます

海軍は昭和8年の段階で多くの搭載機を積むために格納庫の二段化を方針として以降の空母は商船改造空母と戦力化が急がれた伊吹と信濃以外はそれに沿った形で建造され、その後もロンドン軍縮条約での制限から赤城・加賀で格納庫の追加増設が実施され、蒼龍以上の大きさの空母では露天繋止が研究されました
これ以外にも様々な方法が研究されましたがそもそも日本海軍の空母は密閉式の格納庫で飛行甲板も船体の形に沿うように小さく設計されているので搭載機、発艦機数では米空母に比べ不利になっています

日本の空母がこのような設計になったのは開放式の場合、荒天になりやすい日本海ではシャッターが破壊されて格納庫内の艦載機が損害を受ける可能性が高く、飛行甲板は第四艦隊事件で鳳翔が船体から張り出した部分を波に叩かれて破損したためでした
この2つの懸念は戦争末期の米海軍が遭遇したハルゼー台風で現実の物となりました

また、日本海軍は戦前に双発機を搭載できる大型空母の草案がありましたが、ミッドウェー海戦後の損害の補填に翔鶴型のような大型空母ではなく中型空母の雲龍型が選ばれたのは建造期間が短いのと翔鶴型が建造可能な工廠・造船所が4ヶ所に対して雲龍型は重巡洋艦程度が作れる造船所8ヶ所での建造が可能で建造数が増えるだけでなく他の艦艇の建造・改装・修理への影響が少ないためでした
さらに航空本部も戦訓から敵機からの攻撃により攻撃隊を発艦させるのは1回、状況が有利でも2回が限度で反復攻撃は難しいとしていて、ミッドウェー海戦後の急速建造空母には大型空母ではなく雲龍型と同規模の簡易中型空母を多数装備して発艦機数を増やして戦力化する案を出していて、搭載機数よりも同時発艦数を重視していたことがわかります

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    質問者

    ID非公開さん

    2019/7/2213:51:25

    情報ありがとうございます。

    >昭和10年頃に図上演習で敵機動部隊と海戦をした場合共倒れになる算段が高いとされた

    とても興味有る内容です。情報ソースが分かりますか? 

    図上演習を行ったとすれば 軍令部か連合艦隊だと思いますが、
    装甲空母の前進基地案は 軍令部の発案なのでしょうか?
    大鳳でも信濃でも 前進基地案は艦政本部から出ていますが、軍令部は通常型の装甲空母を要望しています。

    また、信濃の計画時に 航空本部が通常空母と要望しているのは 初耳です。 軍令部が通常空母を要求したと思っていました。 
    どちらに書かれた情報でしょうか?

    アメリカの空母は 1段格納庫です。
    レキシントンは密閉型の1段なので 2段の日本の方が面積は有利に思えます。
    ミッドウェイ海戦時 サラトガの記録では搭載機は93機になっています。(F4F 26機、SBD 49機、TBD 18機)
    主翼の折り畳み方の差が大きいように思います。

    https://www.docdroid.net/5VMp3U9/1942-6-12.pdf

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質問した人からのコメント

2019/7/26 00:37:33

ありがとうございました。

雲龍型を選んだ説明が良く分かりました。

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sin********さん

2019/7/2301:32:22

空母の搭載機は状況によって変わります。決して固定的な物ではありません。
下記の例で見ると、赤城/翔鶴/大鳳の常用機は同じ扱いで同等の打撃力を持てます。大鳳の運用能力は補用機で劣るだけの設定で考えられている。
装甲空母は実用面で有利なのは確かなので、大鳳を建造した意図は妥当なものです。
質問者氏は何か勘違いをしているのではありませんか。

昭和17年4月 近き将来の新機種母艦搭載の機数
加賀;零戦18(4)/流星45(5)/合計72【露天繋止8を含む】
赤城;零戦18(2)/流星36(4)/合計60【露天繋止9を含む】
翔鶴;零戦18(0)/流星36(3)/合計57【露天繋止7を含む】
大鳳;零戦18(0)/流星36(0)/合計54【露天繋止8を含む】
蒼龍;零戦12(3)/流星27(6)/合計48【露天繋止6を含む】
隼鷹;零戦12(3)/流星27(1)/合計43【露天繋止6を含む】
※(カッコ)内は補用機


昭和19年10月16日 空母及搭載艦関係報告資料
信濃;烈風24(1)/流星17(1)/彩雲7/合計50
雲龍;烈風18(0)/流星24(3)/彩雲3/合計45
※(カッコ)内は補用機

信濃は格納庫1層の簡易的な改装ながら、大和級の広い甲板のお陰でそれなりに搭載能力を持てる想定でした。この信濃の想定だと戦闘機と偵察機を重視で劣勢の戦局を反映したものかと。

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zer********さん

2019/7/2200:35:11

主翼を根元から折りたたんで、天井から鎖で釣るしておける米軍機と、軽量化と強度を両立させるために翼を大きくたためない日本機とでは根本的に搭載数に差が出て当たり前。根本的な理由は発動機の出力差からくる機体重量制限による

アメリカは艦隊ごと接近してガチの殴り合いになれば最終的に物量で押し切れる。日本の建造能力はアメリカの5~10分の一、空母の損失による打撃は米軍と比較にならない
航空機や艦砲のアウトレンジ作戦てのはこの物量消耗戦をいかに回避するかという発想から生まれている

信濃は船体を流用しただけで、ほかに活用方法がなかったからにすぎない。翔鶴はエセックス級に近い発想の構造だし、大鳳は米軍もミッドウェイ級で飛行甲板の装甲化を実現した

真面目に考えた結果だよ。そもそも航空作戦自体が、がっぷり4つに組んでの殴り合いによる損耗を回避して飛び道具による一撃必殺の戦術を重視したからこそ採用されている

アメリカと同じコンセプトで航空機や空母を作れば、アメリカの9割の性能の機体と艦艇がアメリカの8割の数だけ乗せられるが、消耗戦になり補充速度は数倍劣る負け戦になるだけ

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lac********さん

2019/7/2122:10:21

日本の海軍は大型艦艇ではバランスを重視した艦艇を作る傾向があります。
小型の艦艇では無理な重武装に走りましたが、大型艦艇では別です。
日本の戦艦部隊はユトランド沖海戦の戦訓から走攻守のバランスをとる傾向が顕著で、イギリス流の巡洋戦艦の走攻重視で守を無視の艦艇が役に立たないと認識をしています。
だから、金剛級などでも30ノットに高速化すると同時に甲板装甲は150mmクラスにして巨大なバルジで水線下の防御も図る。
長門も火薬庫を200mmクラスの重装甲に改装して、大和に至っては極め付きの重装甲です。

海軍は大型の主力艦には走攻守のバランスを求めていました。
そうなると、日本の空母は心許ないものになります。爆弾一発で飛行機の運用能力を失う空母は、ユトランド沖海戦のイギリス巡洋戦艦と同じ運命を辿るのかもしれない。
そんな時に問題が起きます。

イラストリアス
起工;1937年4月
基準排水量;23,000t
搭載機;33機~

翔鶴
起工;1937年12月
基準排水量;25,675t
搭載機;常用72機

日本が飛龍の拡大型で翔鶴を計画していたら、イギリスはあっさりと搭載機を削って防御力を重視してきた。大型空母なのに龍驤並みの搭載機、しかし、空母の弱点である飛行甲板をしっかり防御した。
翔鶴は飛龍に比べて攻撃力は増したものの、防御力では大差ない。一発の爆弾で命取りになりかねない。
攻撃力が高くて、高速だったイギリスの巡洋戦艦部隊はユトランド沖で簡単に沈んだ。その戦訓を理解している日本の海軍幹部ならやはり空母にも防御が欲しいと思うでしょう。

大鳳
起工;1941年7月
基準排水量;29,300t
搭載機;常用52機(ただし、戦時には別途露天繋止を予定)

翔鶴レベルの空母に装甲を張る、それが大鳳のコンセプトでしょう。
トップヘビーになるから上部構造物をコンパクトにしないといけない、格納庫のスペースにもシワ寄せが来て搭載機は減る。
それでも、翔鶴級並みの飛行甲板のサイスがあるから露天繋止である程度の搭載機は補える。
飛龍や翔鶴とは比べ物にならない防御力を持って、機動力なら翔鶴同等、攻撃力でも翔鶴並み。
空母の攻撃力とは必ずしも搭載機数に依存しません。
問題なのは同時に発艦できる艦載機の数なのです。
合成風力を確保しつつ、飛行甲板上にどれだけの艦載機を同時に並べることができるか?
問題はソコにあります。
速度と飛行甲板の長さこそ空母の攻撃力を規定します。
翔鶴;速度33ノット/飛行甲板;242.2m×29.0m
大鳳;速度34ノット/飛行甲板;257.5m×30.0m
空母は一度に全部の艦載機を発艦などできません、第一次攻撃隊出撃という時に攻撃隊を甲板に並べて発艦させる能力は翔鶴と大鳳では実質上の差などないのです。
重量級の彗星、天山、流星などの新型機を発艦させるには飛行甲板が長いに越したことは無い。飛龍/雲龍では難しい新型機の発艦を大鳳なら余裕で行える能力があります。
大鳳は翔鶴級と同等の発艦能力があって、蒼龍、飛龍、雲龍などでは難しい新型機の運用が可能。それでいて従来の日本空母には無い飛行甲板の装甲を持てる。
当時の海軍の幹部であるなら、大鳳を良い空母だという認識を持つはずです。


信濃は例外です。
ミッドウエイの大敗戦で空母不足に陥って、使えそうな艦艇を大慌てで空母改装する。
爆弾一発で大破する様な空母は流石にマズイと反省せざるを得ない状況です、そうなると加賀や赤城の様な空母に改装することはやれない。
それに、主戦力を失ってすぐにでも代替戦力が欲しい。時間と資材を節約して、それでいて最低限の実用性を持たせたい。
おさまる所、簡素な格納施設と頑丈な装甲甲板を持つように改造するくらいしかやれない。
時間と資材をケチった妥協案としてのお手軽改装案です。コンセプトをキッチリ練った空母という訳にはいきません。

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a14********さん

2019/7/2113:31:59

まず装甲空母自体は日米英どこも作っていたので、
「日本はなぜ?」と問われるようなことでは無いです。
イギリスは大戦中に多くの装甲空母(イラストリアス級)
を建造していますし、アメリカも装甲空母(ミッドウェー級)
を建造しましたが、大戦にぎりぎり間に合いませんでした。
装甲空母建造着手の順番は英>日>米なので
尚の事日本に「なぜ」を問うのはお門違いでしょう。
どこも空母の防御を必要とした、それだけですね

大鳳の搭載機数については定数52+1機とされていますが
マリアナ沖海戦における出撃時には60+1機搭載だったように
露天繋止などを使えばある程度増やす余地はあったようです。
他の空母についても、露天繋止すれば定数より積めたようです
また、零式艦上戦闘機は翼端を折りたためる程度であり
これを翼の根本から折りたためる機体に変えられたら
より搭載機数は増やせたと思います
ただ、露天繋止機は機体を傷める上に
敵の奇襲を受けた際に非常に危険なので
露天繋止は「やればいい」と言うほど良い物では無いですし、
零戦は極度の軽量化がコンセプトだったので
翼折り畳み機能を設けたかったらほぼ新規設計になる、等
どれも簡単な話ではなかった事は踏まえておきましょう。

ただ、艦載機を増やすにあたって日本最大のネックは
露天繋止のデメリットでも零戦の構造でも無く、搭乗員でした。
本来80機前後搭載可能な翔鶴・瑞鶴が珊瑚海海戦の時点で
搭乗員が居ないために各48機しか積めなかったように
大戦におけるほぼ全期間において、日本空母は
まず定数をなるだけ埋めようとして四苦八苦しています。
定数を超えた搭載なんて出来たのは、
練成中の搭乗員を根こそぎ動員したマリアナ沖海戦時くらい。
ゆえに、無理して搭載機定数を増やす必要がそもそも無いのです。
そんな事したって定数の空きが増えるだけですので…

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uga********さん

2019/7/2022:27:28

日本の空母の搭載機数
航空機が大きくなったら
搭載機数が減るのは、当たり前だと思う

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