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第二次世界大戦時の戦艦について質問です。 第二次世界大戦で最強の戦艦は46㎝...

jus********さん

2019/11/1016:03:32

第二次世界大戦時の戦艦について質問です。

第二次世界大戦で最強の戦艦は46㎝砲を搭載する大和ですが、次点が40㎝砲を搭載する合衆国の新型戦艦群だと思います。

そこで疑問なのですが、何故英仏独等の大西洋側の国家の戦艦は軒並み弱いのでしょうか?

有名な戦艦ビスマルクや仏新型戦艦リシュリューは38㎝砲ですし、大英帝国のプリンスオブウェールズに至っては35㎝砲で、戦後に完成したバンガードすら38㎝に留まっています。

周囲の国家に合わせた、とも考えられますが、戦艦のアドバンテージを考えるとより大口径を、とは考えなかったのでしょうか?

40㎝砲艦であるコロラドやメリーランドを保有する合衆国が敵に回る可能性だって有った筈ですし、大日本帝国の大和の思想はまさにそれだったと思います。

独は経済的事情から無理だったと思いますが、仏や海軍国家である大英帝国までが40㎝砲艦を保有しなかったのは何故なのでしょうか?

情報お願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

leo********さん

2019/11/1101:08:26

戦争が早く始まったのが一番の原因かと。

一応、フランスはイギリスと同盟していたので主な仮想敵はドイツとイタリアであり、ドイツは再建途中だったということでイタリアが主な相手、イタリアもフランスが主な相手でお互い地中海で殴り合うために1発の重量よりも初速と貫通を重視した38センチ砲艦だったということで省きます。


ドイツ海軍
→ヒトラーの早期開戦により16インチ砲装備のH級戦艦の建造がストップしました。

イギリス海軍
→ドイツとの開戦により16インチ砲装備のライオン級戦艦の建造がストップしました。
その分の能力を破損艦の修理、船団護衛艦の整備、残ったKGV級の建造に回すことになります。
ヴァンガードは旧式艦の15インチ砲と建造中止されたライオン級の機関を流用した戦時急造戦艦なので大口径化など考えられませんでした(大西洋側で16インチ砲を持つのは自国のネルソン級だけだったので必要も無かった)

ソ連海軍
→スターリンの大粛清で建造技術が停滞、ドイツの支援もあって16インチ砲装備のソビエツキー・ソユーズ級の建造を始めたはいいものの開戦のため建造がストップしました。
建造資材は一部解体されてほかに回され、搭載予定だった主砲は地上に降ろされてドイツ軍に砲撃しました。

  • 質問者

    jus********さん

    2019/11/1111:15:58

    成程ですね、確かに当時の各国の動きを見れば、その通りなのだと納得出来ます。

    戦争によって最も活躍する戦艦が、戦争の勃発によって建造を中止される、なんとも皮肉な話ですね……。

    情報ありがとうございました。

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質問した人からのコメント

2019/11/12 00:52:46

大変勉強になりました。

皆様回答ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

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mig********さん

2019/11/1111:28:31

KGV級とヴァンガードについては他の回答者の言う通り。ではなぜ独仏伊の戦艦が15インチにとどまったかというと、これはクイーンエリザベス級以下15インチ砲搭載艦を主力とするイギリスに対する「遠慮」と思われます。

各国戦艦の計画時点では16インチ砲艦はビッグセブンしか存在していませんし、日米は遠くにあって仮想敵国でない一方、イギリスに対しては、仮想敵国はイギリスでなく、独仏伊のそれぞれお互いであることを強調する必要性があった。

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HAYASE0083さん

2019/11/1100:11:38

まず、欧州の戦艦は1922年のワシントン海軍条約や英独海軍協定などで定められた排水量35,000tの枠内で設計された戦艦です。大和型とは立っている土俵が異なるので、ここは比較の対象からは外しましょう。

英国は日米の16インチ(約40cm)砲搭載艦に対抗する為にネルソン級を建造しますが、これが後に英国面の一例としてネタ化するほどの失敗作に終わり日米に大きく後れをとることになります。とはいえ時代は主力艦の保有排水量が定められた海軍休日(ネイバル・ホリデー)、戦艦の新規建造が認められない時期ですからネルソンがコケたからといって新たに16インチ砲搭載艦を建造することはできません。

英国がネルソン級でコケた海軍休日の最中、1930年を過ぎる頃になると独仏伊は世界情勢を鑑み条約失効は確実だと考えはじめ新型戦艦の設計をスタートさせます。当初は35,000tの枠内といいつつも、結果的に40,000tを超える新型戦艦が産声をあげます。条約は1936年に失効するのですが、ヴィットリオ・ヴェネト、リシュリュー、ビスマルクらは失効直前に次々と建造を開始しています。

ここでまたしても英国はやらかします。英国は世界情勢を見誤り条約が延長されることを前提に廃棄する旧式戦艦の代わりとなる新型戦艦の計画を立てていました。さらに、定められた排水量の枠内での性能競争を止める為に装備する主砲も14インチまで小さくしようと画策していました。キング・ジョージ5世級は条約延長を見越して計画された戦艦であり、かの艦が14インチ砲を搭載しているのはその為です。

英国の思惑は外れ日本が脱退したことで条約はついに失効します。ここで問題になったのは、前述したように仏独伊が既に15インチ砲を搭載した戦艦の建造を開始していたことです。それらが完成すると失敗作のネルソン級以外は旧型の戦艦・巡洋戦艦しか保有していない英国は質の面で圧倒的な劣勢に立たされます。英国は少しでも早く「ネルソン級よりはマシな」新型戦艦を就役させたいが為に、3連装15インチ砲に換装する設計変更の時間も惜しんでキング・ジョージ5世級の建造を開始。1番艦はなんとかビスマルクに遅れること4ヶ月後に就役します。

英国最後の戦艦であるヴァンガードはもともと1940年頃を目途に退役予定だった旧式のR型戦艦から取り外した15インチ砲を流用して建造される予定だった「安く作れる高速戦艦」を再設計して完成させた戦艦です。所詮は第一次世界大戦から使われていた旧式の15インチ砲の改良型を搭載した戦艦で、他国の40,000t級戦艦となんとかやりあえる程度の戦艦として誕生します。こちらもキング・ジョージ5世級と同じように早く完成させることが最優先された戦艦ということです。

あと、私は物理の専門家なので細かい数字を説明できるわけではありません。その為、ここからは他所のウェブサイトの受け売りになりますことご容赦ください。

戦艦の主砲の威力は口径だけでなく、砲弾の質量、初速などが重要な要素になります。戦艦好きの方の多くが評価するのがヴィットリオ・ヴェネトが装備する15インチ砲で、これはサウスダコタ級などが装備する40.6cm砲と比較すると装甲貫通力に優れていたとか。砲弾の運動エネルギーを比較すると、1位大和型、2位アイオワ級m、3位がヴィットリオ・ヴェネト。

米の主砲は砲弾質量が重く初速が低いのが特徴で、欧州の戦艦の主砲は砲弾質量が軽く初速が速いのが特徴です。それぞれの国が想定する交戦距離の違いに起因する、舷側をブチ抜くのか、甲板をブチ抜くのか、といった戦闘方法の違いもあり、単純に「口径の大きさ=威力」と言い切れないところに戦艦の奥深さがあると私などは考えています。

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bir********さん

2019/11/1021:51:06

欧州の戦線海域は地中海とかバルト海、
大西洋あたりですがドイツが潜水艦で
多く攻撃してくるんで連合軍は駆逐艦
がドイツの潜水艦に対して戦果が
多かったようです。こういう戦闘は大砲
よりも魚雷や機雷、爆雷で攻撃する
ことが多いので巨砲もつ大きな戦艦
より軽快な駆逐艦や水雷艇のほうが便利
でした。

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2019/11/1017:44:43

よくある間違いなんだが、

「戦車の主敵は戦車」
「戦闘機の主敵は戦闘機」
と言うのは、よくある誤解であり、
「戦艦の主敵も戦艦」とは限らない。

戦車の例が典型的なんだが、第二次世界大戦で最も活躍した戦車は、ドイツ軍の3号戦車である。しかも初期型。たったの37㎜砲で装甲も薄い。
しかし、これは当時の一流の大国の一つフランスを瞬殺している。
後に、ドイツ軍が強力なパンテルやキングタイガーは、T34やM4の軍に戦略的には負けている。
第二次大戦のヨーロッパは、何と、小さな大砲と薄い装甲の戦車の側が、戦略的には勝っているのだ。

これは戦車の最良の使用法が、敵戦車とは戦わず、敵後方の連絡線や補給線の切断、要するに補給基地を守る機関銃陣地程度のものを攻撃するのがベストだからだ。
戦車に戦車で対抗するのは、凡将の凡策。


もちろん、最大の理由は「予算」であり、予算さえ無制限なら、どの国だって、陸でも海でも、より大きな大砲、よりぶ厚い装甲を選ぶだろうけども。
その点、フランスやドイツが、海軍に潤沢に予算を回すはずが無い。
要するに、フランスやドイツが「戦艦対決」を国防の第一とするはずは無い。

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oba********さん

2019/11/1017:22:32

イギリス海軍が第一次世界大戦中に竣工させた
軽巡フューリアス(後に空母に改装)は18インチ砲を搭載しています。

大和が46センチ砲なのは砲身製造技術が遅れているからです。
日本の戦艦の大砲は金剛の14インチ砲を順次拡大したもので
鋼線砲と呼ばれる古い設計で、初速を上げると砲身摩耗が
急激に大きくなるので、初速を上げず命中率を出すために
大口径(=重い砲弾)にしています。
欧米では自緊法と呼ばれる新しい砲身製造技術を採用しており
初速を上げても摩耗が極端に増えない構造でした。

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