ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムとコロナ除菌 弱酸性次亜塩素水と界面活性剤の同時使用についての疑問から投稿を始めさせていただきましたが未だ正解にはたどり着いていません。

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムとコロナ除菌 弱酸性次亜塩素水と界面活性剤の同時使用についての疑問から投稿を始めさせていただきましたが未だ正解にはたどり着いていません。 (次亜塩素酸水という言葉は非常にあいまいで次亜塩素酸を含む水溶液としか言えないのが実情ですが私の指す次亜塩素酸水は、昨今医療界で使われる既知のウイルスのほとんどを10秒以内に不活性化する弱酸性次亜塩素酸水のことです) それはさておき、 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを加水分解したものから次亜塩素酸水ができ、これでドアノブなどのコロナ除菌ができるという記述が知恵袋内で散見されます。 これにいささか疑問を感じたので詳しい方のご意見をお教え頂ければ幸いです。 無機系塩素剤 ・次亜絵塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウムなど 有機系塩素剤 ・トリクロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムなど・・ ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムとはそもそも風呂水やプールなどの除菌に使われるもので、 確かに次亜塩素酸HOClを発生しますが、無機系塩素剤に対して、 ・長時間安定。 ・塩素臭が少ない などの特性があり、それは塩素の徐放性ゆえのものであると認識しております。 塩素剤のウイルス不活性化機序というのは塩素発生の際の酸化力によるタンパク破壊ですから、ラジカルであるHOClの存在率が低ければ長時間安定で塩素臭が少ないということになり、 風呂やプールの除菌のように長時間かけて除菌すれば良いものには向くが、ドアノブなどのコロナ除菌に、「スプレーして拭く」「タオルにしみこませて拭く」という使い方には向かないのではないかと思うのです。 スプレーして拭く、という動作にかかる時間は数秒からせいぜい数十秒です。 しかもむらなく対象に広がり、均一に作用するものでなくてはなりません。 これにかろうじて該当するものは、私の知る限り次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸水、エタノール、イソプロパノールしかありません。 それも次亜塩素酸水以外は少なくとも30秒以上の接触時間が必要です。 (菌体数ゼロに近くするには、という意味で、感染は確率ですから、菌体数を減らせれば有意である、といえばそれまでですが) 次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は全くの別物であるという記述も散見します。 私の中では両者はほぼ同じもので、pHの違いにより、物性は全く別物になる、という理解です。 しかしジクロロイソシアヌル酸ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水は、それ以上に違うものに思えます。

補足

>これにかろうじて該当するものは ああ・・エタノールを入れるならフタラールとグルタラールも入れなければ。候補から外れていたので忘れていました。

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ベストアンサー

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私は界面活性剤の研究者で、業務として次亜塩素酸系水溶液の有効塩素濃度の測定も行っています。他の方のコメントも読みましたが、本当である部分と勘違いの部分がほどよく混合されている印象です。 あまり他人のことに口出しするのはどうかと思いますが、ほかの方が引用されている実験については観測時間が短すぎて意味をなしません。アルカリにすることにより、自己分解と空気中への拡散を防いでいることは事実ですが、中性以下のpHでも混合された分子(この場合界面活性剤)に酸化される部分が存在しなければ、酸化反応自身の速度は加速されるわけではありません。脂肪酸ポリグリセリドや脂肪酸ショ糖エステルは脂肪酸の構造中に不飽和二重結合が多くなければ数時間という単位でそれほど酸化されやすいものではありませんが、年単位の時間で考えるとグリセリンの一級水酸基やショ糖部分も徐々に酸化されていきます。質問者さんが一週間程度で使い終わるように調製するのであれば、これらを使って問題が生じるとも思いませんが、化学メーカーの常識は別のところにあります。 酸化性のある次亜塩素酸系薬剤と一緒に用いられる界面活性剤としてよく使われるのはすでに酸化されている構造を有するもので、アミンオキシド系の界面活性剤です。 余談ですが、台所用洗剤に含有されている界面活性剤の種類は各社まちまちであり、例えば花王のキュキュットでも製品によってAESとAAの組み合わせであるもの、AOSのみのものなどがあります。昨年業務で調べた範囲では大手企業の台所用洗剤に使われている界面活性剤は種類では8種類以上、構造に置き換えると36種類以上でした。

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sat***さん。 目の前が一段階クリアになった気分です。 素晴らしい!素晴らしい! 今アミンオキシド系の界面活性剤について少しだけ検索してみました。 製品としては単剤というわけにもいかず、またアルカリ性製品が多いようなので次亜塩素酸水と併用は難しい様ですが、(単剤だと1.6Kgとかの大量なものしか見つかりませんでした。) 他の界面活性剤も含めこれから急ピッチで勉強します。(まぁ・・素人にできる範囲ではあります) それにしても、(スレッドタイトルとはかけ離れてしまいましたが)表面張力7.0付近で、スプレーしても対象面になじむようには広がってくれない次亜塩素酸水。結局大量に吹き付けて塗り広げるしかありません。 これがひと吹きで均一に広がるようにできれば、医療界にとって革新的なアイテムになるでしょうね。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。 すごく勉強になりました。 予想はしていましたが経産省から家庭用洗剤がコロナに有効であるという発表がありましたね。またハンドソープの中でもシャボン玉石鹸から出ているバブルガードという銘柄が除菌効果が特に高いという記事も読みました。界面活性剤深いですね。 ではまた。

お礼日時:4/28 20:46

その他の回答(2件)

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何が聞きたいのかさっぱりわかりませんが、酸化剤と一緒に使用できる界面活性剤の種類は限られていますよ。

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返信ありがとうございます。 スレ違いですが 次亜塩素酸に混入して塩素濃度を損なわない界面活性剤を探しています。ご存知でしたらば教えてください。

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貴方の方が詳しいと思います! 但し次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸では 別物!次亜塩素酸ナトリウム=アルカリ 次亜塩素酸水=酸性 表面活性剤=逆性石鹸 まさに陰と陽で混ぜると無かった事にと私は認識してます! いろいろな除菌方法を皆さん模索しているみたいで危険! 私が思うのは次亜塩素酸水を使用し拭かないが一番!

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返信ありがとうございます。お返事いただけるのは嬉しいものですね。 >次亜塩素酸水を使用し拭かないが一番! 全く同意です。 ただ疎水性の表面にふきかけても馴染んでくれないのですよね。 方法を模索中です。良いアイデアがありましたら教えください。