若いうちに、ヘンな辞めグセを身につけないよう、よほど襟を正して自戒すべきです。
辞めたいのは大学だけでは済まず、あと数年して社会人になったら、今度は転職や離婚を繰り返す、世間によくいるタイプの人となってしまう可能性が高いためです。
そういったタイプの人の根っこは、同じです。
つまり、飽きっぽく、根気がなく、ストレス耐性が弱い。
だから、大学に限らず、転職や離婚を平気で繰り返し、人生ボロボロになって周囲からの信頼を失くす。
そうなってしまってからハッと気づいたのでは、もう遅いのです。
糖尿病やガンの兆候も、早期発見が命です。
自分自身の性格特性に、飽きっぽいとか根気が足りない傾向があると、ふと気づいたら、人生ボロボロとならぬうちに、「こりゃアカン!」と自分で自分を戒めるべきです。
私がこれだけ言うのには根拠があって、大学でなく高校を一度辞めてしまっており、その後の人生でマイナス評価を受けることが多かったからです。
以来、何事も、「継続はチカラなり」が美徳です。
ダイエットだって、続けてはじめて効果があります。
大学受験だって、大学に入って遊びほうけたのでは、就活で自滅して過去の我慢と努力が全部パーです。
ものごとを続けるというのはそれくらい、美徳であり、チカラなのであり、社会の信頼の源なのです。