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魔女狩り 中世のヨーロッパでありましたよね? 事の始まりは何だったんです...

curechocolaさん

2020/5/2007:06:06

魔女狩り

中世のヨーロッパでありましたよね?

事の始まりは何だったんですか?

何が元であんな歴史に残る様な

とんでもない事起きちゃったのかしら?

本があるのならば読んでみたいです

お勧めの本 あったら教えて下さい

お願い致します

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126
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25枚

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ベストアンサーに選ばれた回答

2020/5/2010:09:22

少し細かい話をすると

まず「魔女狩り」とは何かという問題があります。

実は「魔女狩り」と言う言葉は
俗語であり、正式な宗教的な事象ではありません。

元になったのは
「異端審問」という「宗教裁判」の制度で
これは本来は現在の民事裁判と刑事裁判が
合わさった物に相当する制度で

例えば、2人の人が対立していた場合に
その対立を「聖書」の教えに従って裁くのが
当時の裁判でしたが、
この時に「間違っている」とされた側の考えは
「ローマ・カトリック」の教えに反しているとされ
それを今後は悔い改めるように言われる訳です。

この場合の「敗者」側は軽い「異端思想」
(ローマ・カトリック的にはあやまった価値観)とされる事から
こうした民事&刑事裁判を「異端審問」としていました。


一方で中世では
疫病の流行、地震や嵐・水害・日照り
といった自然災害は悪魔の呪いと考えられていました。

特にペストやコレラ・天然痘などの
病気の大流行では
ヨーロッパの人口が1/3~1/2まで減少した事もあり
その為に民衆は「悪魔の呪い」を恐れていました。

やがて、そうした自然災害(悪魔の呪い)が
連続して起こる原因として考えられたのが
「悪魔」に手を貸す存在
「魔女」や「魔術師」が身近に潜んでいるのではないか?

・・・という考え方でした。

人々は恐怖に狩られ
「疑心暗鬼」他人を信じられなくなり

少しでも怪しいと見えた人物を
「異端審問」の形式を真似た
無資格での疑似宗教裁判で裁くようになって行きました。

こうした、無資格・無登録での
偽「異端審問」と
そこで使われた「審問」と言う名の「拷問」

そして1度疑われた人は
ほぼ100%死刑となる非合法的な判決!

ヨーロッパ全土で
こうした「偽裁判」による
集団ヒステリー状態になった事態を
俗称「魔女裁判」と呼ぶようになったようです。

・・・・・・・・・・・・・・

こうした「悪魔」への恐怖から
中世では
「悪魔を詳しく知りたい(対抗手段を考えたい)」
と考える人が多くいました。

そして、当時の最新技術である
「活版印刷」によって
その「悪魔」関連の書物が大量に出版されました。

その中には有名な「グリモワール」や
魔女狩りを増長させたと言われる
「魔女に与える鉄槌」といった
書籍が有名と大ベストセラーとなったそうです。

更に中世末期には
「プロテスタン」と「ローマ・カトリック」の対立から
「ローマ・カトリック」は「プロテスタント」を「異端」とし
逆に「プロテスタント」は「ローマ・カトリック」を「邪教」と考え
それを理由に戦争が多発した時の
敵軍の捕虜を全て「異端者」「邪教徒」として
拷問して処刑した・・・という物も
「魔女狩り」と考える説もあるようです。

こうした恐怖の連鎖による
「魔女狩り」は
最終的には19世紀ごろまで
キリスト教徒の住む地域では
ひっそりと続いていたそうです。

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よろしいですか?

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質問した人からのコメント

2020/5/26 07:37:19

今起きているコロナウイルス

魔女裁判の時代に起きたら

どうなっていたのかな

あなたからの御返事を読みながら思いました

レクチャー有難うございました

ベストアンサー以外の回答

1〜4件/4件中

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2020/5/2601:07:10

宗教が絡んで来る本には大体出て来るかと思われますので、興味があれば中世ヨーロッパの宗教関係の本を読んでみることをオススメします。
その中で、特に知って欲しいのはカタリ派とアルビジョワ十字軍関係の話です。

簡潔に西洋での魔女狩りについてお話しますと、勿論、原因は中世のキリスト教(ローマ・カトリック)にあります。
宗教と言うパラダイムに於いて、自然現象とは神による恣意的な作用として認識されている事があり、アウグスティヌスさん達がその辺りを深く考えています。

従って、飢饉や疫病が襲い来ると「誰かが災いを招いたのだ!」と考え、「異端審問」を掛けることとなります。
これは『トリスタンとイズー』と言う騎士道物語にも見受けられます。「灼鉄の裁き」と呼ばれるもので、
「灼かれた鉄を握りしめ、火傷しなければ無罪である」と言った内容です。
無茶苦茶ですが、この様な事が罷り通っておりました。

これらの異端審問は自然災害等ではなく、異端とされた一派や異端者と見做された人々へも降りかかります。
これの一例がアルビジョワ十字軍です。

以上ですが、興味深い事も読んだ事があります。
「邪魔者を排除する」と言う目的もあったようです。
つまり、無罪を主張出来ないと分かっている人々も存在していたのですね。
本当に、恐ろしい限りです。

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na_********さん

2020/5/2009:19:15

>中世のヨーロッパでありましたよね?

中世ヨーロッパでは、魔女狩りは行われていません。
魔女狩りが行われたのは、近世のプロテスタント地域、もしくわカトリックとプロテスタントとの混合地域だあり、中世やカトリックの強い地域では、全くみられません。

>事の始まりは何だったんですか?

中世から近世への移行において、社会的変化に追従できない人達の集団ヒステリーです。
疫病が発生したとします。
中世であれば、街の司祭さんを頼り、疫病の収束を祈ってもらいますが、近世、特にプロテスタントにおいては、万人司祭の原則により、司祭という職制が廃止されたり、長老制という信徒代表が司祭の代わりを勤めることになり、住民が頼ることができなくなり、不満と不安が広まるのです。
その不満や不安を、社会的弱者にぶつけたのが魔女狩りです。
現在のコロナウイルスによる自粛警察の規模の大きいようなものです。

『政治の混乱を恐れるカソリックの指導者層は、この背徳者を弾劾するための手段として様々な理由を付けて「魔女狩り」を始めるのです。』

これがデタラメであることは、魔女狩りがスペインやイタリアといったカトリックが強い地域で発生せず、ドイツやイギリス、北フランスなどで多発している事と、完全に矛盾しています。

中古ですが、お勧めです。
https://www.amazon.co.jp/%E7%81%AB%E5%88%91%E5%8F%B0%E3%81%B8%E3%81...

2020/5/2008:10:39

当時の中世ヨーロッパでは政治が極めて不安定であり、そんな中からキリスト教に背く背徳者も現れ始めます。

政治の混乱を恐れるカソリックの指導者層は、この背徳者を弾劾するための手段として様々な理由を付けて「魔女狩り」を始めるのです。
魔女…とされていますが、男性も拷問死しています。

岩波から「魔女狩り」と言うそのものズバリな本も出ています。
また漫画ですが、かのジャンヌダルクを魔女として処刑した史実を書いた山岸涼子先生の「レベレーション」もお勧めです。

ぜんぜんさん

2020/5/2007:10:23

一冊の本の登場で始まったといわれてます。
「魔女への鉄槌」です。

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