ID非公開
ID非公開さん
2020/6/9 17:30
2回答
P(パーミテーション)とC(コンビネーション)の違いは何ですか?
P(パーミテーション)とC(コンビネーション)の違いは何ですか?
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ベストアンサー
異なるn個のものからr個を取り出す方法の数が nCr です。 異なるn個のものからr個を取り出し、 さらにそのr個に順番をつける方法の数が、 nPr です。 通常は、問題文に 「選ぶ」、「組み合わせ」という言葉があれば、nCr、 「並べる」、「順列」という言葉があれば、nPr と判断することが多いですが、例外もあります。 たとえば、40人の中から、委員長、書記、会計を選ぶ場合の数は 40C3ではなく、40P3通りになります。 なぜなら、 選んだ3人に、委員長、書記、会計という名前をつけているからです。 これは、 選んだ3人に、1番、2番、3番という名前をつけるのと同じです。 さらにいうと、 40人の中から3人を1列に並べたのと同じことになります。 端から1番目の人、2番目の人、3番目の人、ということになりますから。 したがって、この場合は、40P3通りになるのです。 また、なぜ40C3ではいけないのかというと、 40C3で計算できるのは、 40人の中から3人にただ出てきてもらうだけの場合、それが何通りあるか ということだからです。 3人出てきただけでは、その中の誰が委員長で書記で会計かまでは決まりません。 一般に、nCrとnPrのどちらを利用して解けばよいのかを判断するのは、 最終的には問題文をしっかり読むこと、と言うほかありません。 ただ取り出すだけでよいのならnCrですし、 何らかの意味で取り出したものの間で順序をつけるのであれば、nPrです。
質問者からのお礼コメント
分かりやすかったです!ありがとうございます!
お礼日時:2020/6/11 22:26