華厳経について勉強したいと思ってます。 華厳経についての本、華厳経を軸にした宗派、華厳経における逸話など、なんでも良いので教えてください。 ちなみに、私は無宗教です。 どこかに所属

華厳経について勉強したいと思ってます。 華厳経についての本、華厳経を軸にした宗派、華厳経における逸話など、なんでも良いので教えてください。 ちなみに、私は無宗教です。 どこかに所属 する訳ではないですけど、宗派についても知りたいです。 県立図書館に、華厳経の本文?が載ってる本があったんですけど、日本語訳もついてなかったし、ちょうど今緊急事態宣言で図書館が臨時休館になってしまってるので、読みに行けません・・ もちろん、開館してから借りに行きますけど、それまでに少しでも勉強したいので。 よろしくお願いします。

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華厳経を所依の経典とするのは華厳宗。 奈良の東大寺が華厳宗の大本山です。 東大寺のサイトで紹介している本 http://www.todaiji.or.jp/contents/book/shoten.html たぶん中村元先生の本辺りが読みやすいのではやいかと思います。 これは訳本ではないみたいです。 けど、華厳思想を学ぶには良いかもしれません。 訳本を読みたいのであれば、国訳一切経の華厳部です。 https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=273155164 所蔵している図書館も無くはないと思います。 私の地元では2ヶ所の図書館に所蔵しています。 あとは、仏教系大学の図書館には必ず置いてあります。 買うと高いので、図書館が開くまで待つ感じかな。 でも、古い言い回しというか…慣れていないと読みにくいかもしれません。 華厳経は六十華厳、八十華厳、四十華厳、チベット版などなどありますが、日本に伝来したのは六十華厳です。 構成などwikiにも書いてあるので参照なさると良いかもしれません。 中でも「十地品」「入法界品」が有名です。 これらは有名なので、訳本が出版されているのではないかと思います。 「入法界品」が読みやすいと思います。 善財童子が仏教に目覚めて、53人の善知識に会う話です。 仏教は智慧の宗教ですが、「入法界品」の興味深いところは、智慧の象徴である文珠菩薩が52人目であること。 文珠の後の53人目に普賢が来る。そこがミソなんです。 大乗の菩薩が究極的に発願すること。 それが「普賢行願」です。 無住処涅槃の考え方ですね。 自分が悟って終わりにしない。 あえてこの世に留まり衆生を救済し続ける。 大乗思想のポイントの1つです。 samさんの書いてらっしゃる『普賢行願讃』はこれに関するものです。 その他、華厳経のポイントを挙げると ・毘盧遮那仏が教主 ・蓮華蔵世界 ・一即一切・一切即一 ・海印三昧 まず、1番のポイントは毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)が登場するところです。 奈良東大寺の大仏様が毘盧遮那仏です。 華厳経の教主(華厳経を説く主人公)は毘盧遮那仏です。 お釈迦様と毘盧遮那仏は異名同体とされます。 毘盧遮那仏が無限の時間をかけて修業し、覚りを開いて、蓮華蔵世界の教主になる。 蓮華蔵世界は広大無辺で、人間の考える時間、空間を超える不可思議な世界なんです。 で、毘盧遮那仏が歯と歯の間から無数の光を放ち、あらゆる世界を照らす。 蓮華蔵世界の周りには無数の世界が存在し、それぞれの世界には仏陀が存在し、それぞれの仏陀を中心に、また無限の蓮華蔵世界が広がっている。 その世界は無量の蓮華と、宝玉で飾られ、空には仏陀の輝きに照らされた雲がたなびいていて、それは衆生の世界が仏陀の光に照らし出された世界でもある。 この世界は、一粒の塵の中に無限の蓮華蔵世界が映し出されている。(「一即一切・一切即一」などと言われる) また、仏陀の一瞬の心の働きに永遠の時間が包み込まれ、一念の中に過去、現在、未来が映し出されており、それが蓮華蔵世界に映し出される。 この境地を体得する瞑想を「海印三昧」と言う。 ちなみに毘盧遮那仏の蓮華蔵世界を表したのが奈良の大仏様です。 千葉(千の花びらの)蓮華に座し、大仏様の後背には仏陀が配置されています。

回答ありがとうございます! 蓮華蔵世界の世界観を知りたいので、華厳経を読んでみたいって思ったんです。 詳しい解説、ありがとうございます。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

皆さま、回答ありがとうございました! 4人全員に、ベストアンサーあげたいです。 今回は、一番いろいろな情報をくださったw_p***さんに♪

お礼日時:8/8 1:12

その他の回答(3件)

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日本国外の禅宗では華厳経を第一経として学んでいます。 (中国、台湾、韓国、ベトナム) なので、現代中国語訳と英訳ならネットでも見られるんですけどね。 東大の大蔵経データベースは見ずらいので、リンク先をお勧めします。 漢字の上にカーソルをもっていくと、現代中国語と英訳が出てきてとても便利です。 でも、読むのは根気が必要で、読み切った人というのはあまりいないと思います。 ・Avataṃsakasūtra / Flower Garland Sūtra (Dafang Guang Fo Huayan Jing) 《大方廣佛華嚴經》 http://ntireader.org/taisho/t0279.html (※日本では官公認の日本天台が”公式教義”とされた時代が長く、その流れで法華経第一主義が残存し、それが日本の禅宗にも影響を与えています。中国では中国天台批判の流れで禅宗が興りましたので、法華経第一主義は衰退したということです)

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『華厳経』は大きな経典で常用経典とする宗派も無く、全体にカナをふった経本は無いと思います。 『華厳経』の一部、『普賢行願讃』というものはカナをふったテキストをネットで見ることができます。 http://ruriko.hanagumori.com/koudoh/fugen/fugen_yomigana.html 読んでみてください。 大部な『華厳経』もこんな感じです。 漢訳経典の本文はSATで見れます。https://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/satdb2015.php