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慢性腎臓病用にご使用予定でしょうか? うちの子は、今月末で慢性腎臓病で闘病して1年になります。 カリナール=炭酸カルシウム系リン吸着薬は、カルシウム値が低い場合は しっかりとしたリン吸着力があるので、使いやすいと思います。 しかしその一方で、カルシウム値が上がることで尿路結石や、血管内皮細胞の線維化や硬化を招きやすくなり、心血管リスクが格段に跳ね上がるデメリットがあります。 リン吸着剤であれば、鉄系リン吸着剤の「レンジアレン」のほうがデメリットはありませんので、こちらをお勧めいたします。 アゾディルですが、プロバイオティクスとして腸内環境を整えることで、たんぱく質のトリプトファンを腸内で尿毒素の元となるインドールに変えるのを少なくして、尿毒症物質の産生を少なくさせるものとして知られています。 メリットとしては上記の尿毒素の減少ですが、アゾディルのような乳酸桿菌は免疫機構のTh1を活発化させ、アレルギーやウィルスに対しての免疫力を 高めます。 その一方、内臓や細胞、細胞死を起こしたものを掃除するマクロファージなどの免疫に関与するTh2の作用を減弱します。 それに加え、腎臓の線維化に関わるTNF-αやIL-6等を産生して、腎糸球体の線維化を促進してしまうため、腎臓そのものにダメージを与える可能性が高くなってしまいます。 個人的には一押しがレナトスになります。 大阪大学と獣医師会が作ったサプリメントで慢性腎臓病に効果を示す実験結果が出ています。 https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2020/20200618_1 腸内で多量のH(水素)を発生させることで、酸化物質のHO(活性酸素)と強力に結合することでH2O(水)を作り出します。 強い抗酸化作用を持ち、体内で水を作り出すことで輸液をしたのと同じ効果を発揮します。 うちの子では急性増悪期を迎えた7/27にCr3.34、BUN40.6でしたが、レナトスを使用した8/19でCr1.29、BUN18.5になり、9/30でCr0.95、BUN18.8と、劇的な数値の変化がありました。 これはレナトスの作用で体内の水分量が増え、循環血流量が増加したことによる効果と思われます。 他にも尿毒素を下げたり、糸球体濾過量GFRをあげるサプリメントもありますので、もしご興味があればご返信をいただければと思います。 ご参考になれば幸いです。
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ID非公開さん
質問者
2020/10/6 10:09