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2020/10/23 6:20

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蒸気機関車の構造に詳しいかたに質問いたします。

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蒸気機関車にありがちですが、現場に出て長年経たものに個体差が出来てしまうんですね。 電気機関車などは車体外板は特に機能を持たない皮ですから年月を経ても個体差など生じないのですけど、蒸気機関車の場合は例えばボイラーの外皮は、ボイラー本体に石綿などの断熱材を巻いて挟んでバンドで締めた物です。固定位置が定まっているわけじゃない。 工場入りするたびにバラバラに分解してまた組み直す訳ですけど、何度か繰り返すうちに、個体差がどんどん広がってゆくのです。 さらに言えば製造メーカーによる違いもありますし、同じ製造メーカーでも製造ロットによる違いがあることも。 常識的に蒸気機関車とはそういうものでしたので、現場改造の裁量権が大幅に認められていたのです。 ですからC622などのツバメマーク。様々なデフレクタ、果ては二つ目玉などがゾロゾロ。 配管類もボイラの外に全てさらけ出してしまう事が好みの工場と、外板の内側に納め極力隠そうと言う工場があり、出場車両は全くの別物に見えたりもします。 さらけ出す派が多数派なわけですけれども、平行直角に気を使うところと無頓着なところがあったり。忙しくなったりすると主義を変えたりするんでしょうね。 これは電気機関車などでは見られない現象ですよね。 つまり、全ての車両に一律に同じ収め方を求めて、工場に標準図面を与えてこの通りにせよ、という方法が通用しない。出来ない車両が出てくるし、そういう例にいちいち再指示などしてられない。 新たに乗せる部品はコレで配管配線方法はこの通り。こういう事例を参考に現場で工夫せよ、という指示方法になるのです。 ですから、現場でやりやすいように、という事が優先される結果になるわけです。