嫡出否認の手続き中 ①手続き中に離婚することはできますか? ②手続き終了後、嫡出否認された子供は私(妻)の戸籍に自動的にはいりますか?

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① 「夫の氏」を称して婚姻しているのですね。 出生子の父母の婚姻成立後200日経過後、かつ、離婚成立後300日以内の出生子は、母の夫(前夫)の嫡出推定を受けます。 嫡出否認の訴えは、「母の夫」が子の出生を知ってから1年以内とされていることからわかるように、子の出生後しかできません。 ★母の夫から、出生子の親権者である母に対して嫡出否認の訴えを起こして手続き中でも、出生子の父母が離婚することは可能です。 ② 出生子の出生届が、嫡出否認の訴えについて、審判または判決が確定する前なのか、確定した後なのかにより出生子が称する氏や入籍する戸籍が異なります。 Aは嫡出否認確定前に出生届を出す場合、Bは嫡出否認確定後に出生届を出す場合として、さらに(1)父母離婚前に出生届を出す場合、(2)父母離婚後に出生届を出す場合に分けます。なお、Bは出生後14日以内に出生届を出さずに、嫡出否認確定後まで出生届出を保留する場合を含みます。 A-(1) 嫡出否認確定前かつ父母離婚前に嫡出子出生届を出す場合。 母の夫の嫡出推定を受ける出生子は、嫡出子出生届を出すしかありませんが、父母婚姻中の氏を称して父母婚姻中の戸籍に入籍します。 ☆嫡出否認の確定後に、出生子の戸籍訂正申請により、出生子の身分事項欄に嫡出否認の旨が記載され、父母欄の父の氏名が削除され父母との続柄も嫡出子の父母との続柄から非嫡出子の母との続柄に訂正されるだけです。非嫡出子の親権者は母単独になります。 (★離婚後に、出生子を母の戸籍に異動させるためには、母が婚姻前の旧氏に戻っていても婚姻中の婚氏を続称していても、家庭裁判所にて「子の氏変更許可」を得て市区町村に「母の氏を称する入籍届」を出す必要があります。) A-(2) 嫡出否認確定前、かつ、父母離婚後に嫡出子出生届を出す場合。 この場合も、先のA-(1)と同様です。嫡出子出生届により、出生子は父母が婚姻中だった氏を称して、父母が婚姻中であった戸籍に入籍します。 ☆嫡出否認の確定後に、戸籍訂正申請により、非嫡出子の身分事項欄に嫡出否認の記載・父の氏名削除・父母との続柄訂正が行われるだけになります。親権者は母単独になります。 ★非嫡出子を、離婚後の母の戸籍に異動させるためには、母が婚姻前の旧氏に復していても婚氏を続称していても(いずれも母は民法上の氏は婚姻前の旧氏)、家庭裁判所にて「子の氏変更許可」を得て市区町村に「母の氏を称する入籍届」を出す必要があります。 B-(1) 父母離婚前かつ嫡出否認の審判または判決の確定後に、審判書または判決書及び確定証明書を添えて母が「非嫡出子出生届」を出す場合。 非嫡出子は、(届出時点ではなく)出生時点の母の氏を称して母の戸籍に入籍します。したがって、非嫡出子ですが出生当時に母が在籍していた母の夫の氏を称して母の夫を筆頭者とする戸籍に入籍せざるを得ません。非嫡出子の親権者は母単独です。 (★父母離婚後に出生子を母の戸籍に異動させるためには、家庭裁判所にて「子の氏変更許可」を得て市区町村に「母の氏を称する入籍届」を出す必要があります。) ✳️B-(2) 父母離婚後かつ嫡出否認確定後に、嫡出否認の審判書または判決書及び確定証明書を添えて、母から非嫡出子出生届を出す場合。 この場合は、出生子は母の前夫の嫡出推定が及ばないことになりますから、非嫡出子出生届により、(出生当時の母の戸籍ではなく)離婚後の母の戸籍に直接入籍することができます。母が婚姻前の旧氏に戻っていても婚姻中の氏を称していても同じです。 非嫡出子の親権者は母単独です。 (注) 出生届を長期間保留することになりますが、母の住民票所在地の市区町村にて、次の書類を添えて「子の住民票記載の申出」をしてください。 *医師作成の出生証明書(原本は後の出生届のために返却されます)。 *家庭裁判所の嫡出否認事件の係属証明書。 *子の出生当時の母の戸籍謄本。 →出生子について住民票が作成されます。 仮の住民票ですから、「住民票の写し」は発行されませんが、出生子について国民健康保険証・母子医療証・児童手当・場合により児童扶養手当などのひとり親手当、定期検診・予防接種・育児指導などの行政サービスが受けられます。 ③ 出生子の母が婚姻前の旧氏に戻っていても、婚姻中の氏を婚氏続称していても、 出生子が入籍する戸籍は先の②の通りです。 先の②の✳️B-(2)以外では、自動的に母の旧氏になることはありません。