日本の軍国主義は国民から圧倒的支持を受けていたのですか?

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戦前の日本にはちゃんとした世論調査機関がなくこれらが整備されたのはアメリカから当時最新鋭の統計学が輸入された戦後なので当時の正確な世論をつかむことは難しいのですが、当時のマスコミの論調や体験者の声から類推するに、軍の横暴に対する反発はあっても、中国大陸での武力行使に関しては言論の自由がわりと保証されている時期であっても圧倒的に賛成論が強かったようです。 今、日本学術会議で新委員に推薦されながら菅首相に任命されなかったことで話題の加藤陽子氏がよく自著で取り上げていることですが、満洲事変から二か月後に東大生を対象として行われたアンケート調査で8割強の学生が「武力行使は正当」と答えています。 当時の日本は男子普通選挙で選ばれた衆議院の多数党が組織する政党内閣で柳条湖事件が関東軍の謀略であることは一般国民には知らされていなかったが、軍の行動が自衛権を逸脱したものであるという批判はちゃんとあったし、マスコミでも取り上げられていた。 国際法学者の横田喜三郎は帝国大学新聞に「満州事変と国際連盟-寧ろ当然の干渉」という論説を載せて関東軍の行動は国際法上の自衛権の行使を逸脱したものだと書き、大正デモクラシーのオピニオンリーダーだった吉野作造も中央公論誌上に「民族と階級と戦争」という論文を載せ、横田と同じように自衛権の行使の逸脱を指摘したうえで「このまま行けば、それは帝国主義であり、侵略である」「われわれは渇しても盗泉の水は飲むなと教わった」と激烈な批判を展開していますが、大正デモクラシーの時と違って人々は吉野の言に意味を傾けなかった。 海軍少将だった高木惣吉は1979年の自著「自伝的海軍始末記」で大正末の陸海軍は「現在の自衛隊以上に無用の長物視」されていたと書いており、満洲事変直前まで新聞には陸海軍の横暴をなじる論調で溢れていたわけですが(統帥権干犯問題は海軍が主導していたので陸軍のみならず海軍に対する反発も当時は大きかった)、「イザ!事変」となればそんな空気は雲散霧消したわけです。

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世論が軍を支持している状態をさして「軍国主義」と呼んでいるのだけど、想像するに、軍を積極的に支持している人は決して多くは無かったと思う。 ただ、当時の人はこういう言い方をする。 「自分は戦争に賛成したことなんてない」 これはすなわち、戦争に賛成しないにしても、反対したわけでもなく、賛成も反対しなければ結果的に賛成意見が通るのだから、消極的賛成という事になる。 積極的支持と消極的支持、割合は知りようもないけど、両者を合わせて圧倒的支持だったのは確かだと思う。

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そりゃ勝ってるときはすごかったみたい。 十字軍がイスラム教徒を略奪しまくってるときもそうなんだろう。 「正義は我らにあり」と思ってる人は何をしても罪を感じないから。