森林は二酸化炭素を吸収して地球をよくするって本当? 私の理解だと森林の二酸化炭素の収支は大きく見れば±0なので
森林は二酸化炭素を吸収して地球をよくするって本当? 私の理解だと森林の二酸化炭素の収支は大きく見れば±0なので 気中の二酸化炭素を減らすことに寄与していないと考えています。 しかしながら、世の中は森林が二酸化炭素を減らすとなっているようです。 実際のところどうなんでしょうか?
地球温暖化・61閲覧・25
ベストアンサー
「森林は二酸化炭素を吸収して地球をよくする」というのは嘘。 「森林の二酸化炭素の収支は大きく見れば±0なので気中の二酸化炭素を減らすことに寄与していない」は正しい。 木はライフサイクル全体でみると、光合成によるCO2の吸収と呼吸、分解、燃焼によるCO2の放出は同じ大きさです。 これをCO2ニュートラルといいます。 従って、木を植えても大気中のCO2を減らしたことにはならないし、木を伐採して燃やしてもCO2を増やしたことにはなりません。 CO2を正味で吸収している所は陸では嫌気的で植物が腐らずに堆積する泥炭地や湿地、湖沼です。堆積物は遠い将来に石炭や天然ガスになります。 海でCO2を正味で吸収している所は植物プランクトンなどに由来するマリンスノーが堆積する海底で、堆積物から、石油と天然ガスができます。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます。 ようやく的を得る回答をいただけて感激しています。 「そんな斜に構えた嫌味ないいかたはよくない」的なことを いう人も居ますが、実際科学的な考察結果は、人間の趣味嗜好や こうあるべきとは一線を画すると思っているのでこれを 知ることは大切だと思っています。
お礼日時:2020/11/11 9:04