最近父親を亡くしました。
「手続き」はたくさんありすぎて、ここに細かくことはできません。
なので、実際に経験して困ったこと、手間だったことをお教えしたいと思います。
まず、亡くなったらいろいろ考えることがあると思いますが、とりあえずは通夜葬儀に集中してください。手続き関係は、その後準備をし始めても遅くはありません。
ただ、死亡届は役所に提出する前に、何枚かコピーを取っておいてください。所々で、それを必要とされます。私の父の場合、携帯電話(ドコモ)を解約するのに必要でした。
もし親御さんが年金受給者なら、まず始めにすることは、年金を止めることです。確か、期限があったはずです。また、父親が厚生年金を受け取っていて、存命の母親が遺族年金を受け取る場合は、申請者は母親(妻)なので、本人が行くのが一番です。行けなければ委任状が必要となったり、結構時間がかかります。
自宅など不動産があれば、それらの相続の手続きがあります。私も実は、まだ済んでいないのですが、結構準備するものがあって、特に相続者が複数いる場合は、どう相続するのかを決めた「遺産分割協議書」というものが必要で(例文はネットで拾えます)、そこに法定相続人全員の署名、捺印(実印)、印鑑証明、住民票が必要です。
だから、相続で揉めたり、一人音信不通なのがいたりすると大変だと思います。(私は問題ありませんでしたが)
様々な手続きにおいて、戸籍謄本、住民票などを必要とされるのですが、最初に全て確認してから取得をした方がいいと思います。
私も、戸籍が必要と言われたので1通取りにいったら、また別のところで必要と言われ、また取りに行くという2度手間3度手間を強いられました。
私は平日休みの仕事なので、休みの日に役所廻りをしましたが、普通のサラリーマンだと、有休取ったり大変だと思います。
それと、私の場合一番困ったのは、私の母についてなのですが、母は運転免許証をもておらず、身分証明書と言ったら保険証ぐらいです。
一部、母に継承をしてもらう事柄があったのですが、その手続きに、顔写真のないものは身分証明書として認めてもらえず、母本人を連れて行っても、ほかに別の書類(クレジットカードや、他の手続きのために持っていた住民票など)を見せて、認めてもらった次第です。
なので、そういう母にはマイナンバーカードが必要だなと思い、作ることにしました。
細かいところでは、父名義のクレジットカードを止めたり、世帯主であった父の口座から電気・水道などの引き落としをしていたので、それら全ての名義変更と口座の変更、いろいろあります。
もちろん、保険会社に連絡をして生命保険を受け取ることも忘れてはなりません。
それ以外に、医療保険など入っていたら、それらは止めないと毎月の保険料が引かれてしまいます。
私の場合、父の死は本当に突然で、まずはそれらを整理するところから始めなければならなかったのですが、もしまだご存命なら、終活は大事です。
もし今ご病気だと、「まだまだ大丈夫だよ」「もっと長生きしてくれなきゃ」と励ましたくなる気持ちもわかりますが、本人が安らかな最後を迎える上でも必要だと思いますので、聞いておくことをお勧めします。