ポッドに種をまいて苗を作ってから畑に植えます。
春植えの場合は、苗を作る時期はまだ寒いので、不織布べたがけなどで保温してやる必要があります。
秋植えの場合は、逆にまだ暑いので、よしずなどである程度遮光してやる必要があります。ただし、直射日光の無い屋内などはダメです。窓際など明るいようでも外の日射に比べたら全然足りず、日射が足りないとひょろ~っと徒長したスプラウトになってしまいます。
苗も売ってますので、株数が少なく品種にこだわりがなければ、種からではなく苗から育てるという手もあります。
春植えと秋植えでも特に株が小さいうちは防虫ネットが必要です。
一旦虫が付きだしてからネットをかけても手遅れなので、植え付けと同時にかけます。
アブラナ科野菜は虫がつきやすいですし、春夏はもちろんですが、秋もまだ虫が多いですから。
株が小さいうちは少しの食害でも深刻な被害になりますし、芯の部分を食われたりしたら、もう諦めるしかなくなります。
防虫ネットを使わないとすれば、数種類の農薬をローテーションで散布するということをしなければなりません。大量に作っている農家さんならその方が楽かも知れませんが、家庭菜園でそれは労力も農薬資材の準備も大変だし、何よりそんなに農薬かけた作物を食べたくありません。
防虫ネットで完璧に被害を防げるわけではありませんが、害虫の数や種類はだいぶ限定され、見つけたら捕殺とか最低限の農薬くらいで対処できます。