電気自動車(EV)や蓄電池と連携させるなど既存事業とシナジーを見込むようだ。←報道の抜粋ですが。
EV歴6年目で、自宅に太陽光発電+V2HでEVと連携させています。
EVを従来の移動手段とみるか、社会インフラの一部もしくは中核デバイスと見るかで解釈が異なります。
当方は、後者とみます。
太陽光発電+V2HでEVのシステムで我が家は平均2軒分の電力を系統へ戻していますし、夜間にEVにため込んで日中に使うピークカットや平準化もしています。
例えば、車を社会インフラネットワークの接点と位置づけた場合、スマホや家電と連動させれば、秘書や執事の代わりになるかもしれません。
EVはそれ自体が巨大なバッテリーを搭載したPCですから、自宅の電力や通信システムと連携する中核となり得ます。
テスラの自家用バッテリーはコスパがすごくいいです。我が家でも導入しようかと思っています。
再生エネルギーはどこかにため込まないと電力系統が安定しませんが、EVと自家用バッテリーはその役割を果たすでしょう。
次にエネルギー消費コントロールをしたいのは冷暖房設備。
当然の戦略のような気もします。
我が家は築20年なので当時採用しなかったのですが、今年建てた店舗兼住宅は、ダイキン製の業務用エアコンを改造して、24時間全館冷暖房循環システム(熱交換システム装備で外気導入もします)にしました。
ほぼ1年間使ってみて、電力消費量は意外に低く、効率の良いエアコンシステムの設計が大切だと言うことが分かりました。
車のエアコンシステムの設計は実は建物用に比べて遙かに過酷で容量が必要です。
効率の良いエアコンシステムのKNOW-HOWを自動車メーカーとして学んだのかもしれませんね。
その技術で、EV 自家用バッテリー エアコンとシステムの基幹をシステム制御と共に供給してトータル的にカバーするなら面白い戦略だと思います。
もちろん中核はEVです。
ニッサンのアリアはアレクサを搭載するとのこと、今後そのような車が増えていくでしょう。
車に頼んで買い物してもらって、帰宅までにエアコン付けてもらって、ビデオの予約もしてもらう。
そういう時代が直ぐそこです。
既存の自動車メーカーはニッサンのようにアマゾンのアレクサに頼るしかないのかもしれませんが、テスラは自前で行うつもりなのかも。
制御頭脳をどこに置くのか?当然車。車は社会インフラの中核デバイス。
そのシステムの頂点=テスラと言うことになるのでしょう。
GAFA+Tになるのかも。