もし、日韓併合前の李氏朝鮮において、金玉均による甲申政変が成功、若しくは失敗しても日本で生き永らえ、日清戦争勝利後に日本政府によって新政府の首相に担ぎ出され、日本へ併合されていたか否かに関わらず、没後
もし、日韓併合前の李氏朝鮮において、金玉均による甲申政変が成功、若しくは失敗しても日本で生き永らえ、日清戦争勝利後に日本政府によって新政府の首相に担ぎ出され、日本へ併合されていたか否かに関わらず、没後 の後継者には、徐載弼→安昌浩→呂運亨という流れが実現していた場合、現在の日韓関係は史実とは異なるものになっていた可能性もあったと思いますか?
ベストアンサー
このテーマは“ナショナリズム”が働いて、客観的な回答でも悪し様に言われそう。 しかし敢えて言えば、当時の知識人(福沢諭吉)や政府内外(伊藤博文や板垣退助ほか)でも良識ある人間にとって、半島の問題には重大な関心があったのですよね(^o^) つまりロシアの南下策に対して李氏朝鮮は全くの無防備! 更にそんな時に、コップの中の“党争”に明け暮れ、“寄らば大国の蔭”というべき“事大主義”は、清が無力ならばとロシアを迎え入れる流れさえ(^^;) そんな李氏朝鮮を近代化しロシアに対抗できる国にしようとしたのが、金玉均。 そしてそれを援助したのが、福沢諭吉ら! 確かに甲申事変は素人がやったと言うか、一部エリートの独走という面で“杜撰(ずさん)”だったかも知れません。 しかしもし成功していたら、李氏朝鮮は日本のように近代化を達成し、日本と並んで、清とロシアの圧力をはね返したでしょう。 そして現代の日韓関係は、全く変わったモノとなっていたしょう。 この時点で李氏朝鮮を植民地にしようという方向性は、政府にはないですもん。 なお幕末には、半島や沿海州への進出を説いた書物も発刊されていますが、この時点では“連帯論”が主流ですもん! 歴史を見るとき、結果が分かっている現代から類推するのは、歴史の邪道です。 しかしその邪道がどうも、史実を知らない一般に信じられていると思いますので、敢えて回答を書いてみました。
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