ベストアンサー
野性動物の場合、その匂いを直に嗅ぐ機会は、そうそうありませんが、獣臭を『臭い』と思ったことはありません。 勿論、獣が通過した直後に『饐えた匂い』を嗅いだことは何度かあります。『饐えた』とは『すえた』と呼び、食べ物が腐った様な甘酸っぱい様な匂いを指します。人間なら汗を大量に掻いて時間が経って汗臭くなった様な匂いで、真夏にクーラーの無い運動部の部室に入る女子マネージャーが、意を決して挑み、1分と堪えられないのに似ていますかね。大量の汗と土埃、そして時間が経って臭みが増した感じと云うと、イメージ出来ますかね? 自然観察で、野性の生きもの達と遭遇するのが無上の喜びである初老のオッサンは、獣臭を臭いと思ったことは無く、近くに野性動物達が居ることに気持ちが昂ります。 むしろ臭いのは、糞と屍体ですが、何れも野性動物達の痕跡、生きて生涯を閉じた証しなので、糞ならどんな動物が何を食べたか?どれ程時間が経過しているか?を知りたくて、詳しく観察します。 屍体の場合は、死因の推理や特定、身体の特徴を知るチャンスなので、計測したり撮影してデータを集めるので、臭いとは思っても好奇心が優ります。 一度、タヌキの溜め糞を採集して、自宅の浴室内で組成を分離して調べた際は、家族に知れて大変でしたが(笑)
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございます
お礼日時:2020/12/1 22:19