ID非公開
ID非公開さん
2020/11/25 16:04
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サイレントピアノの弾き心地に詳しい方お願いします。昔のカワイのアップライトが残っていて、旧式のサイレント機構がついています。
サイレントピアノの弾き心地に詳しい方お願いします。昔のカワイのアップライトが残っていて、旧式のサイレント機構がついています。 サイレントにすると出ない音とか反応が鈍い音があります。 電子ピアノがあるのでサイレントを使う予定はないですが、これから子供にアップライトを使わせる場合、サイレントはとったほうが良いですか? 使っていないけど普通の調律は毎年してます。サイレント機構をつけたまま練習することは問題ないですか? タッチは普通のアップライトと同じですか?古いサイレントピアノなので心配です。
ありがとうございます。 分かりにくくてすみません。 昼の時間は今後アップライトにしようと考えていて、サイレント機構をとるか迷ってます。前に調律の方に質問したとき、できればとった方がと言われたのですが、詳しい理由までは聞けませんでした。 大分費用がかかるみたいなので、何がどのくらい変わるのか気になってます。
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ID非公開
ID非公開さん
2020/11/25 21:52
カワイピアノのサイレント機構についての詳細は知りませんが、ヤマハや他の電子機器メーカーのサイレント装置を見た経験から、私の考えになります。どのメーカーのでもアップライトではサイレント機能で演奏するために、本来のタッチを犠牲にした調整にしてあります。 具体的には、鍵盤を弾くとハンマーが弦を打ちますが、鍵盤との連携を途中で断たないとハンマーが弦を押さえつけてしまい弦の振動を止めてしまい、アクションが正常に動かず、強打でハンマー部品の折損の恐れもありますから、弦の手前2mm程で連携を断ち残りの距離はハンマーに加えられた力の惰性で動きます。その調整がタッチに影響する幾つかの重要な調整の一つで、ハンマー接近とかハンマー・レット・オフという用語になります。 サイレントにするときには、手動レバーかペダルを操作することで(メーカーやサイレントの機種によって違う)、ハンマーが弦を打って生音を出してしまわないように88個のハンマーの動きを止める横長のバーが、ハンマーの下の方にある棒にぶつかり邪魔するようにセットされます。やはりその手前で鍵盤からの力を断たないと、弦とのことと同じ問題が起こります。そのために本来は弦との距離を調整すべきなのに、サイレント機構ではバーと調整距離を取らなければならなくなり、本来の距離の数倍の数値にせざるを得ません。それが生音で弾くときもそのままになり、タッチが重たく感じ切れも無く、発音も悪くなります。 それを本来のタッチに戻したいです。もしそれだけで済むのなら、10分も掛からない作業です。この際せっかくなので、アクションの動きを弾きやすくするために他の多くある重要な調整作業もするべきです。出来れば鍵盤全部を取り外して、鍵盤下に溜まっているであろうホコリを掃除すると湿気が溜まるのも防げます。同時に鍵盤に関係した金属ピン類を綺麗に磨き上げて、本来の軽やかで弾きやすいタッチにしてあげたいです。そうすれば、部品の摩耗も抑えられて長持ちします。 サイレントに関係するものとして、鍵盤の動きを検知するためにセンサーが鍵盤の下側にありますが、それが非接触タイプであれば、そのままでもOKでしょう。もしあっても極細い金属のバネでしょうか(数十年前にはあったような?)。スイッチ操作部や電子基板類、ちょっと重たそうな電源部とか種々ありますが、タッチや音を阻害しそうなモノは無さそうです。取付加工によって、完全に元には戻せない箇所もあるでしょう。 以上、生音だけで楽しむのであれば、サイレント機構を完全に取り外す為に時間と費用は不必要だろうから、それより本来ピアノに必要なことに振り向けては如何でしょうかという提案です。普段の調整次第ですが、定期調律の倍の料金と時間を想定しています。
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質問者
2020/11/25 23:46