蓄音機とレコードって何が違うのですか?若蔵の目からすればどっちも音が刻まれた円盤に針をのせて回転させて音を出す機械としか見ておらずどっちも同じようなものだと思っているのですが、なにか違いはありますか?
蓄音機とレコードって何が違うのですか?若蔵の目からすればどっちも音が刻まれた円盤に針をのせて回転させて音を出す機械としか見ておらずどっちも同じようなものだと思っているのですが、なにか違いはありますか?
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ベストアンサー
はじめまして♪ 『若蔵の目からすればどっちも音が刻まれた円盤に針をのせて回転させて音を出す機械』 その通りですよねぇ(^o^) 同じ事で、『年寄りの目からすればどっちも映画が刻まれた円盤にレーザー光線を当てて回転させて、動画がでる』って言う事で、DVDもBDも同じ物に思えるかなぁ。 (CDもハイレゾも、デジタル音で同じだろ??って。。笑) 蓄音機、主にゼンマイなどの動力でターンテーブルを回し、音溝をなぞる針先振動を小さな振動板に伝えて、振動板の空気振動を適切な音量に感じられるよう、ホーン、ラッパ、とも言われる「物理的な音響マッチング」を通したのが「電気が無用」という「機械式蓄音機」です。 音溝の振動を電気的に取り出して、ターンテーブルも電気モーターで回転させ、取り出した音声信号を電気的な増幅回路を通して、音が出るスピーカーを駆動させる、、というのが「電蓄」とも呼ばれた物、でも、時代の変化で「レコード」の進化が有るのです。 蓄音機の時代は、まだ加工性と量産性で適した「ビニール」が無かった時代のレコード盤。特殊な生物の分泌物を精製し、整形加工したのが、当時の最先端技術。 蓄音機用のレコード盤は、日本では「SP盤」と言うのが一般的ですが、海外では「ビニール製」では無かった、という素材の範囲から「シェラック盤」と呼ぶのが一般的です。 シェラック盤の最大の弱点は、表面の荒さが大きいので、その対策が出来ないと実用化出来難い。整形後は、結構重くて硬い為、落とすと「割れる」というのも大きな弱点でしょうかねぇ。 表面が荒いので、深くて広い音溝とし、ビニル盤のLPやEPに比べたら回転速度も2倍ほど(多くは78回転/毎分ですが、規格統一される以前のヴィンテージ盤は70〜90回転で音程が合うとかの話も有ります。) レコード盤の音溝は、プレスする前の量産のために、音溝を切り込んだ上で量産用(プレス用)の物を作ります、素材とか、化学的な洗浄とか、生産機器の違いは時代で大きく変わりますが、基本?根本的な?という部分は「同じ」です。 (CDもDVDもBDも、レーザー光の反射でデータを読み取る。という事と同じ) 根本的な原理が同じだとしても、それぞれに「最適化」した「決まり」による「違い」があるのです。
質問者からのお礼コメント
一番わかりやすく、納得しやすい回答ありがとうございました ほかの方の回答もよいと思いましたが、こちらの回答をベストアンサーにさせていただきます。 みなさま、ありがとうございました
お礼日時:2020/11/26 23:20