今の邦楽に宇多田ヒカルみたいな衝撃を与えるためにはどうゆうのが必要だと思いますか?詳しくお願いします
今の邦楽に宇多田ヒカルみたいな衝撃を与えるためにはどうゆうのが必要だと思いますか?詳しくお願いします
邦楽・46閲覧
ベストアンサー
残念ながら、今と昔と時代(背景)が違います。なので~ あの「衝撃度」に近い新人(新人じゃなくても)アーティストが今後出てくることは「ほぼ」あり得ませんね。 それと、主様には申し訳ないですが~ 宇多田ヒカルが衝撃的であった、その理由の方が少し詳しくなってます。 文最後に~これなら少し可能性が。っていうのを書いておきます。 ご容赦を。。。m(_ _"m) (1)基本、ポップス曲の流行(人気)パターンの多くは、海外の丸パクリもしくは海外での流行を上手く日本風にアレンジしたものです。 例えば小室音楽は、その数年前から海外で大ブームだったユーロビートのダンスチューンを日本風にアレンジしたものです。 また昔からのロックバンドも洋楽ロックのソレに近い感じです。 で、宇多田の場合も数年前から欧米でチャートを席巻していた「R&B」の日本アレンジ版です。 勿論、当時最前線の多くの音楽家たちもソレに懸命に取り組んでたんですが、R&Bの旋律に上手く日本語歌詞を乗せれませんでした。 そこに宇多田の登場です。 NY育ちのバイリンガルらしく日本の常識破りの「文字切り」歌詞を(質の高い)メロディに上手くのせてその上高い歌唱力で完成させている。。。 ここに音楽業界やFMラジオ局や(最初は一部の)世間が驚きました。 (2)直接音楽と関係ない部分でも~ 1998年12月デビュー。当時15才(日本でいうと中学3年生)に驚き。 それと、現在ではバイリンガルなんて当たり前案件ですが、当時(特に邦楽)には、ほぼいませんでしたね。 またユーミンや中島みゆき等シンガーソングライターはいましたが、正統ポップスにおいてはまだ珍しいケースでした。 (当時、彼女はピアノ・ギターに鼻歌で譜面を書いてました) それも今は音楽ソフトも発達して多くの人が自宅で自作できる時代です。 (3)衝撃度の割と大きな部分で「母親 藤圭子」の存在です。 1969年にデビューしたかなり美形の演歌歌手です。 藤さんも最初のアルバムと続けて出した2作目のアルバムで37週連続日本チャート1位の日本記録を持ってます。 ご存じだと思いますが、宇多田がデビュー5か月後に出したfirstアルバムは765万枚の日本記録です。 現在でも、2代に渡ってデーリーですら1位になった親子のミュージシャンはいないのに、母娘で歴代断トツの日本記録ですから。 先に書きましたように藤さんは美人歌手でもありましたから当時の年配(特に男性)の方々からの驚きや支持も異常に高かったですね。 それと宇多田独特の声質が藤さんに似たところがありますし、当時から「宇多田の歌は何故か昔の歌謡曲っぽい」なんて声もありました。 現に、当時親子で別々に同じアルバム買ってたなんてよくある事。 ひと家庭で、祖父と母と息子が別々の日に店頭(ネットもないので)に行って同じアルバム買ってたなんて話もテレビでやってました。 (4)あとは登場の仕方や活動の経緯です。 最初、宇多田はレーベルからもさして期待も高くなかった無名の新人です。それが全国のラジオ局のパーソナリティ達から絶大な支持を得て、それが(歌の良さも含めて)口コミでも広がり、たった3ヶ月の間にシングル2作がダブルミリオン、ミリオンとヒットした異例の歌手です。 で、その直後に「母親が藤圭子」というのが分かり、各局のワイドショーが大特集組み出したりで、音楽を聴く人や若者だけではなく年配の人たちにも驚きを与え、興味を持たれるようになりました。 ただ、その時点でも宇多田本人はテレビなどで姿を現してません。 「ほんとに実在するの?」「MV見たけど結構年いってない?30前じゃないの」なんて話もチマタで出てました。 firstアルバムがモンスターヒットした後、6月に学校(アメリカンスクール)が夏休みになったとかで、立て続けに音楽番組出演し、注目の高さから全番組で歴代最高視聴率を叩き出します。 で、その翌年17才の時には収入(納税額)も好感度も人気ランクも音楽業界だけではなく、芸能界で一番になってます。 以上の1年超に渡る出来事や社会現象が「宇多田ヒカル登場の衝撃」です。 (人によって驚いた部分がそれぞれ違うと思いますので) 最初に書きましたが、今の時代はSNSやネットツールも発達して、最先端を走ってる海外の超人気ミュージシャンたちもコゾッてSNSやYouTubeなどの動画サイトで自ら作品を出したり、情報を発信してます。 探そうと思えば、日本の専門家やアーティストと同時に海外の流行や新しい音楽の情報に触れれる時代です。 それとバイリンガルや帰国子女アーティストなんて今は吐いて捨てるほどいますし、音楽ソフトの発達でシンガーソングライターの壁は格段に低くなってますから、それ自体にも驚きはありません。 勿論、「藤圭子の~」に近い驚きや形容詞が付くことなどもほぼ不可能でしょうし。 また(4)で触れましたミステリアスな状態でいる事や登場の仕方が、同じく、今の時代では成り立ちませんからね。 すぐに情報取れるし、出ちゃいますから驚き(衝撃)も分散します。 唯一考えられるのが、今のK-POP界のBTSのように国や音楽界総出になって本場のチャートを席巻するようなアーティストが出る事。 で、そのアーティストが例え10代ではなくても目新しい人で音楽の才能も豊か(ココは必須)でビジュアルも比較的いい人。またはグループ。 同時に国内・海外でタイアップも取りまくってヒット曲も連発しながら、できれば海外の有名プロデューサーと組んでハリウッドあたりの大作のテーマソングを掴み取ったり。。。もちろんグラミーは取る事。 こんな感じでしたらかなりの衝撃ですね。m(_ _"m) 個人的には(無理でしょうけど)~ 宇多田ヒカルご本人のご子息(息子さん)今、6才なんですよね。 Twitterなど見てると絵心もあったり、母親の音楽活動にも興味持ったりして芸術的にも優れてるようですし、6才にして日・英・イタリア語話すそうです。(ちなみに宇多田さんは仏語含む4か国語) 父親はイタリア人で多分ビジュアルも良いでしょうし、藤~宇多田の音楽の才能や系譜も楽しみだし、前文(BTSのところ)に書きました唯一の方法にいくらか重なってくれば世間的(個人的にも)にもかなりの衝撃を受けますね。(祖母~母~長男で歴代記録って感じで) ちなみに下記の画像は(左)藤圭子(右)宇多田ヒカル あまり主題の回答になってませんが~ 長文失礼しました。m(_ _"m)
質問者からのお礼コメント
わかりやすいでした!ありがとうございます
お礼日時:2020/11/30 21:46