ありえない想定ですが、 韓国と台湾を無理やり、交戦可能な距離に近づけた場合、 陸続きでなければ、台湾が勝ちます。韓国に勝ち目はありません。 しかし、陸続きにしてしまうと、韓国が勝つ可能性がある。 空軍力では、台湾が優位です。 海軍力は韓国がかなり優位。 陸軍力は、韓国が圧倒的です。 近代的な戦闘機に限ると 台湾が約350機、韓国が約280機です。 ただし、韓国側は軽戦闘機FA-50と練習機兼用の攻撃機TA-50を含む数です。 台湾側も国産のIDFがありますが、これはF-16に及ばずとも、中国軍相手に戦う要撃戦闘機として開発されたもの。 練習機に毛の生えた軽戦闘機ではありません。 これ以外に、台湾、韓国とも、空飛ぶ棺桶F-5があります。 韓国のF-5は数が多いけど、本気出して飛ぶとヤバイでしょう。 韓国のF-15Kは、AESAレーダーを装備していますが、60機程度しかありません。 韓国はF-35Aを導入するんで、そうなると、手ごわいですけどね。 台湾のF-16は40機ほどが、AESAレーダーに換装され、最終的には既存の140機すべてがそうなる予定です。 さらに、台湾は66機のF-16Vの追加購入が決定済み。 空軍力の劣勢は、今日の戦争において致命的です。 早い時点で、台湾空軍の勝ちが確定すれば、次はミサイルを対艦ミサイルに代えて、戦闘機による軍艦狩りが始まります。 そうなると、韓国側の海軍の優勢は、どんどん崩れていきます。 韓国側のイージス艦は手ごわいが、現状3隻。圧倒的ではない。 潜水艦は、韓国側が圧倒的。 台湾側の潜水艦は骨とう品＋博物館級なので、動けないでしょう。 しかし、対潜哨戒機は、台湾側が圧倒的に多い。 韓国に勝機があるのは、両国の領土がドッキングして、 韓国陸軍の戦車隊が出動できる場合。 ただ、これも、台湾側に制空権を握られると、そうも言えなくなる可能性が出てきます。