日々、ゆっくりと、成長をしているのを感じる。これ以上のものは、ないと思います。ゆっくりと成長するって、実は、すごいことですよ。文字をゆっくり教える、家事を一緒にやるなどは、実は、かなり、ハードル高いんです。だいたい、親か子供がイライラして、喧嘩して終わります。おそらく、お勉強的な部分も、遊びも、厳しすぎず、甘すぎず、調度よく導いておられるので、お子さんが飽きることもいやがることもなく、毎日コツコツ進んでるのだと思います。小さい子は、自分に素直なので、嫌なら泣くし、カオスになりますから。 私の娘は、六年生です。経済的理由で、習い事以外の塾経験はまだなく、家で教えています。苦手な問題も、コツコツ頑張って、ここまで来て、小６で、目安解答時間が「60分」かかる、かなり難しい読解問題も解けるようになりました。 これは、「ゆっくり成長」の成果です。焦って、せかしたら、やる気がなくなります。怒れば、自信を失います。放置すれば、成長しません。あくまでも、マイペースで、ゆっくりと進む。娘の苦手な、ボール、折り紙、縄跳びの特訓も、そうでした。 そんな私に言えることは、たぶん、質問者さまは、「我が子を、ゆっくり、無理なく進ませる」能力があるんです。ハードル高いことを、無意識にされてるんですから。誰でも出来ることじゃ、ないんです。それが、あまりに無意識に出来すぎてるので、達成感を味わいにくいのかも。でも、すごい能力ですよ。 ご心配のコミュニケーションなども、年齢に応じて、お子さんにできることを少しずつで、よいのでは。個人的には、「嫌なことをされたら、我慢しない。でも、相手の悪口は言わない。自分の悲しい気持ちだけを素直にはっきりと言う」ことが大事だと思ってるんですが、いきなり完璧にというのは、無理で。やはり、少しずつですよね。