ベストアンサー
>このホッキョクグマを助けるためには自分は北極に人工の肉を作ってホッキョクグマ達に与えるべきだと思います。これをすることは厳しいことなのでしょうか。 餌を与えて個体数を維持するのは自然保護ではありません。 それは動物福祉です。昔でいうところの、動物愛護。 野生の動物は親善保護の対象であって、動物福祉の対象にしてはなりません。 冬、氷上で狩りをし、夏、陸地で狩りをし、その行動を維持する、苦労せずに得られる餌を与えればホッキョクグマはそっちを得る。そして増えすぎたホッキョクグマは悪さをし、今度は援助が打ち切られて、狩猟コントロールの対象になる・・・全然、自然保護ではありません。 それと、なぜ、白熊さんが存在するかご存じでしょうか。 かつてベーリンガー海峡は陸続きで、そこにクマが住んでいました。ところが急激な寒冷化で生存できなくなり、環境適応、進化して寒い環境に適応したのがホッキョクグマです。つまりその過程では急激な寒冷化によって祖先は絶滅しており、今、その反対のことが起きているわけです。それに人が介入するというのは果たして自然保護なのか。 かつて自然保護に関わったのでたいへん疑問に思っています。 地球温暖化で緯度の低いところの生物が高緯度、高地で新たに豊かな生態系を発達させられるようになったのに、こちらは外来生物として排除される、これが本当に自然保護なのか。私は活動を止めました。
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ID非公開
ID非公開さん
質問者
2020/12/30 13:14
すごい、すごい、ありがとうございます。 ホント知識になります。 うまくいけば地球温暖化によって氷が無くなったらホッキョクグマ達は再び進化して温暖化に適応するようになるかもしれないということですね??
質問者からのお礼コメント
自分が求めていたような答えが返ってきたような気がします。 圧倒的な知識量と丁寧な文、説得力、、、すごいです、 ありがとうございましたm(*_ _)m ホッキョクグマ達のこれからに期待です。がんばって!ホッキョクグマ!!
お礼日時:1/19 19:27