最終的に歯ブラシが一番確実で効果的で、必要なお手入れだと言われています。
タオルや軍手などを使って指を口に入れることに慣らし、徐々に歯ブラシに移行すると良いです。
初めは、蜂蜜やヨーグルトを指につけ、舐めさせては、徐々に口の中に入れて慣れさせます。
指が口に入ることは嬉しいことだと教えます。
次の段階では、歯ブラシに蜂蜜やヨーグルトをつけて、ブラシに慣れさせ、徐々に磨けるように練習していきます。
強引に押し込まれるブラシやブラシの柄が頬や歯茎にあたると、やはり痛いものです。自分でも経験上分かると思います。犬も同じですので、そこは慎重に、ゆっくりと、人間自身も磨き方を練習します。
歯ブラシで磨くのは、歯の側面というよりは、歯と歯茎の間のラインです。
そこに歯垢がたまって、歯石になります。
歯の窪みにも歯石はつきやすいので、主にそういう箇所を狙って一度でも磨ければ、綺麗な歯が保てます。
1日に一度でもいいから、いつでもいいので犬の機嫌の良い時を狙ってチャレンジしましょう。
習慣として、朝のお散歩のあととか、お昼時の機嫌のいい遊ぶ時間の前とか最後とか、いつでも良いので、飼い主も犬も習慣にしてしまえば楽になります。
うちは、夜の散歩の前です。夕飯の後しばらく経ってから、歯を磨いたのを合図にして散歩に出ます。
歯ブラシは、犬専用でも人間の子供専用でも良くて、普通の良くある形の歯ブラシで十分です。毛の柔らかさや大きさは使いながらベストなものを探します。歯磨き粉は必要ありませんが、あったほうが喜ぶなら、犬専用のお好みのものを使ってください。
ちなみに、蜂蜜やヨーグルトは、酵素や乳酸菌の働きが期待できるため、むしろ良いとされています。口臭予防も期待できます。
犬には虫歯は存在しませんので、寝る前の歯磨きにも利用して平気です。
うちでは、基本的に犬の好む歯磨きジェルを使っています。水だけで磨くこともあります。練習のときには、蜂蜜もヨーグルトも使って慣らしましたが、その後ヨーグルトや蜂蜜でないと歯磨きをさせないということは、一度もありません。
習慣になってしまえば、歯磨きをさせてくれるようになります。
慣れるまで頑張ってください。