ID非公開
ID非公開さん
2021/1/18 1:04
1回答
鎌倉時代初期を扱った学術書のオススメを教えてください。
鎌倉時代初期を扱った学術書のオススメを教えてください。 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の予習をしたいと思っています。 例えば『真田丸』で氏政が繰り返し湯漬けを食べるシーンを見て、歴史に詳しい人なら氏康とのエピソードを連想したように、ドラマ内にばら撒かれるであろう小ネタも余さず楽しみたい。 ・歴史研究の人が書いた学術書(小説NG) ・比較的新しく、入手しやすい ・ドラマに出てくる人物達(特に13人と将軍周り)の動向やエピソードがある程度分かる ・鎌倉幕府の政治システムが分かる ・承久の乱について分かる これを条件とします。複数挙げていただいても構いません。 参考までに、ドラマの主要人物の集合画像を貼ります。キャスト未発表ですが承久の乱も描かれるため、後鳥羽院をはじめとした朝廷の人物たちも登場する模様。
ベストアンサー
鎌倉幕府は治承・寿永の内乱の勝者である源頼朝が創設した物ですが、この過程に関しては、 川合康『源平合戦の虚像を剥ぐ―治承・寿永内乱史研究ー』1996年講談社選書メチエ が基本文献です。川合氏の最新研究書は、 『院政期武士社会と鎌倉幕府』2019年吉川弘文館 です。 13人衆に関しては、まとめて考察された書籍・論文ははなく、個別の人を見るしかありませんが、北条時政・義時父子、大江広元、三善康信、千葉常胤等は吉川弘文館の人物叢書かミネルバ書房のミネルヴァ日本評伝選に伝記があります、他の人々には個別の論文を探すしかありません。 承久の乱の一般書には、中公新書と文春新書にありますが、お勧めの研究書はありません。
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質問者からのお礼コメント
図書館で借りてみます。 ありがとうございました。
お礼日時:1/19 3:09