昔、言語に関しては３歳児程度はあると何かに書いてありました。 が、聞いたり見たりしてわかる力と表現する力は全く別です。チンパンジーをはじめとする知能の高い動物は、「聞き分ける力」は非常に高いことがわかってきました。・・・が、 「構語をした上でそれを表現する能力」となると、記憶の問題とも絡んでくるのですが、絶望的に低いものだそうです。ある一つの抽象的なことを表現するのにも記憶力に基づいて話を組み立てねばなりませんが、人間以外にはそれができないらしい。見たものを見たままに表現はできますけど、それ以上のことは全く不可能らしいです。 親友の猫が死んだことを知らされたゴリラが嗚咽を漏らしたという実話はありますし、死について聞かれた別のゴリラが「苦労のない穴に、さようなら」と手話で表現した例もあるそうです。３歳児じゃ、ないですよ。 こうなると僕にもわけがわかんないのですが。 「聞き分ける能力は１０歳児以上、考える能力は小学生程度、表現する能力はほぼ幼児」とする研究結果を見たことがあり、自分としてはこれを支持したい。