東京青梅の山火事に消防飛行艇が出動しなかったのは何故ですか?

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

皆様ありがとうございました。

お礼日時:2/27 16:32

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現役の消防官です。 先の方の回答に捕捉しますね。 あなたが知っている話でも、他に見る人のためということを合わせて書かせてもらいます。 まず、ヘリにしろ消防飛行艇にしろ、航空機です。空の上を飛ぶんです。というとは、地上を走るより効率が悪くなります。 飛行機が飛ぶには、その重量が問題になります。 飛行機は機体重量、乗員の重量、貨物や装備品の重量が飛行に影響します。当然ですが、総重量が重ければ、燃料を食います。つまり飛行時間や距離が短くなるんです。今の時期は気温が低く、空気が重いのでいいですが、夏場になると気温が上がり空気が軽くなるので、飛行時間が短くなりますし、燃料も体積が膨張したり、エンジンに入る空気も薄くなりますから、飛行時間が短くなります。 ということで「水を積んで飛ぶなら、距離が短い方がいい」に決まってます。 消防飛行艇の場合は着陸できる場所が、海か広い湖、あるいは滑走路になります。 それが近ければいいですが、山火事の現場近くにそういう場所があるなんて都合のいい話はなかなかありません。 それと、海水を撒いた場合、山の土に塩が入りますから、後々の樹木の成長に影響します。 となると、遠い距離を飛ぶと燃料を食いますし、水を多く積もうとすれば燃料を減らす必要があり、給油の手間を減らすなら燃料をいっぱい積んで、消火用の水を減らすことになります。 そういう手間を考えるなら、ヘリを飛ばすのが簡単になるんです。 ヘリの場合、一度に積める水の量は消防飛行艇よりは少ないですが、ピストン運航でカバーできます。先の方の回答のように、学校などのグラウンドや河川敷などでも着陸できますから、短距離で給水できるんです。 さらに、茨城、埼玉、山梨の各県と横浜市の消防防災ヘリが応援で出動していますが、こういったヘリの燃料補給も、栃木県の消防防災ヘリが基地としているヘリポートでもできますから、遠いところまで燃料補給に行く必要がなくなるんです。 消防飛行艇が使えれば、効果は上がると思います。 ただ、どんなにいい装備でも、条件が悪ければ使えませんし、言い換えれば、よほど条件が良くないと使い物にならない」んですよ。

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飛行艇になると滑走路が必要になります。 ヘリだとグランド程度であれば十分に離発着が出来ます。 仮に飛行艇を使用しても、飛行場までの往復、給水などを考えると、幾ら大量に水を保有出来たとしても、それだけ多くの水が保有出来るのであれば、その分、機体内部に貯水する時間も長くなり、効率が良くありません。 その点ヘリであれば、バケット(ドラム2本分の容量)だと、換えのバケットを準備していれば、水を入れたバケットを吊り上げ、現場に行って戻る間に、換えのバケットに水を入れておくことが出来、戻ってきた際に、バケットの入れ替えだけで、直ぐさま飛び立つことが出来ます。 自衛隊のヘリであれば(今回栃木県の火災で使用)ドラム換算で約4本分(約1000L)のバケットを吊り下げることが出来ます。 またこのバケットは、底がパカッと開きますので、近くに湖や大きなため池ダムなどがあれば、からのバケットをそのまま水に沈め、底部を閉じれば補給完了となり、直ぐさま飛び立てます。 この方法が1番手っ取り早く、安全性もあります。 換えのバケットになると、どうしてもヘリの真下に人員を配置しなければならず、フックの付け外しや、風圧での作業に危険性が生じます。

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