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中和の反応式は HCl + NaOH → NaCl + H2O 塩酸と水酸化ナトリウムが反応しますが 水酸化ナトリウムが過剰に存在していますね。 混合してできる液体は 体積が20mLとみなせばよいでしょう。 (厳密には中和反応により生成する水の体積等により正確に20mLとはならないでしょう。) また、水酸化ナトリウムの濃度は0.10mol/Lですね。 解説不要かもしれませんが、念のため下記に示します。 --------------------------------------- 0.10mol/L塩酸10mLに含まれるHClは1.0mmol、 0.30mol/L水酸化ナトリウム水溶液10mLに含まれるNaOHは3.0mmol、 これらが反応して残るNaOHは2.0mmol、 混合したあとの体積が20mLですから、NaOHの濃度は 2.0(mmol)/20(mL)=0.10(mol/L) ---------------------------------------- 水酸化ナトリウムは完全電離するので混合後の液体中の 水酸化物イオン濃度[OH-]は [OH-]=0.10(mol/L)=1.0×10^-1(mol/L) です。 水のイオン積Kw=[H+][OH-]=1.0×10^-14に代入すると [H+]×1.0×10^-1=1.0×10^-14 [H+]=1.0×10^-13 よってpHは pH=-log[H+]=-log(1.0×1^-13)=13 となります。 参考になれば。
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質問者からのお礼コメント
丁寧にありがとうございます!!
お礼日時:2/26 22:38