高齢者ではないのに、癌の治療で手術療法や化学療法を行わず、放射線療法のみにするのはなぜですか?
高齢者ではないのに、癌の治療で手術療法や化学療法を行わず、放射線療法のみにするのはなぜですか?
ベストアンサー
一言で放射線治療といっても、何癌でどんな性質(同じ癌でも複数の種類があることがある)の癌で、何期なのか等によって治療の第一選択が違います。手術で完治望める場合もあれば、放射線治療で手術と同等の成績を出せる大きさ、部位もあります。放射線治療(化学療法も同じ)がよく効く部位・臓器とあまり効かない臓器もあります。例えば喉頭癌の1期であれば放射線治療で手術と同様の成績が出せます。そして手術では声を失いますが、放射線治療では治療中は副作用は辛いですが発声機能を残すことができます。また肺癌や肺転移で他に転移がなくそこに限局している、5cm以下等(他にも条件あり)であれば手術と同等の効果を望め、体を大きく傷つけることもありません。その他その方の体調、合併症、副作用、生検の結果、社会的状況など様々なことを考慮して、通常はカンファレンスなどで複数の医師で治療方針を決めていると思います。ここに書いたことはごく表面的な一例ですので、納得がいくまで主治医に治療方針の説明を求めた方が良いと思います。
質問者からのお礼コメント
そうですよね ありがとうございます
お礼日時:3/6 8:33