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台風をはじめとする熱帯低気圧は,暖かい海面から供給された水蒸気が凝結して雲粒(水)に変わるときに放出される熱をエネルギー源として発達します、その範囲が広いので大きくなります。 飽和水蒸気量からの推定 台風の広がりの大きさを100万平方Km、高さを10Km、温度も気圧も一様ではないが、1気圧、10℃、湿度100%の空気で満たされていると仮定すると、飽和水蒸気量は1立方メートル当り9.4gなので、総水蒸気量は940億トンになります。 台風通過地点の降雨量はこれもまたバラツキが大きい、100~1000mm位のばらつきは常時のことです。 降雨量は定点の累積量だが、台風自体の直下の降雨量は台風の一生涯に亘るので、降雨時間は定点よりも長いので、平均的な累積降雨量を100mmと仮定すると、100万平方Kmの広がりを持つ台風の総降雨量は1000億トンになるのでエネルギーは大きくなっています。
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