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なぜバッハだけ特別扱いをされているのですか。 バッハは、そんなに素晴らしい作曲家なのですか。

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回答(9件)

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雑談っぽいですが、バッハはその半生ずっとヘンデルを羨ましく思っていたそうです。理由はバッハのパトロンは教会領主で、自由な発想で作曲できる英国王家のヘンデルの作品と比べて、宗教音楽という強い束縛を受けていたバッハでした。人生も後半という時から彼のパトロンは世俗領主となり、彼は自由に作曲できたそうです。ところがヘンデルは逆で、バッハを羨ましく思っていたそうです。教会音楽、神のために作曲したかったのです。ですから彼もジョイトゥザ・ワールドなどの宗教音楽の名曲を生み出しました。バッハは多婚子沢山、ヘンデルは独身でした。子どもたちが作品を整理管理し出版してくれたこともバッハの功績を今に伝える理由の一つでしょう。 音楽史ではバロック時代をバッハの死で終わります。バイオリンもさることながら天才オルガニストだったバッハは作曲の量・質・種類の全てで誰も及ばないと言えます。パイプオルガンの構造上、パイプは鍵盤脇に並ぶ音域と音色ごとに分けられ楽器の名がついたハンドルで操作します。バッハの作品が多くの楽器に渡っている理由の一つです。バッハはライプツィヒで長く教師だったことも、彼の体系的で総合的な作曲活動に大きく影響していると映ります。

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バッハは音楽職人でした。映画「アマデウス」の中のサリエリのように傑作を残して自分の名を永遠に残したいなどとは考えていなかったはずです。当時の音楽の大勢は既に主旋律と伴奏による聞きやすい和声的ギャラント様式に移り変わっていましたが、バッハは頑固にポリフォニーにこだわり続けました。伴奏しか弾けないような左手を許さなかったといいます。頑固な職人が伝統的な様式を追求し続け、全人未踏の高みに達したと言ってもいいかもしれません。。 ポリフォニー建築の見事さもさることながら、楽譜を良く見るとドビュッシーやラベルを思わせるような和声を発見することもできます。半音階進行の戦慄するような美しさは現代音楽にも通じるものがあります。短調の音楽は目まぐるしい転調により、聞き手がどこに連れて行かれるかわからないような、精神が宙に浮くような気持ちにさせられます。まるでワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」前奏曲のようです。和声進行によって音楽を前へ前へと進行させていく力や速いテンポのスタッカートを多用したメロディーは躍動感にあふれ、生きることそのものの喜びを感じさせてくれます。ちなみにバッハは即興演奏の名手で、讃美歌のオルガン伴奏でも目がくらむような即興を入れることがあったそうです。 バッハとモーツァルト…自己の内面表現をしたわけではないこの2人が真の天才ではないかと私は思っています。「神」(キリスト教の神に限らず)が降臨したと言ってもいいのかもしれません。 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番の「シャコンヌ」やトリオ・ソナタBWV525などを聞いてみてください。

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自分はオルガン方面からですが、カンタータが好きとは大変珍しいですね。素晴らしいと思います。「バッハ好き」でも殆どの方は世俗曲止まりですので…。バッハの素晴らしさは楽曲自体もそうですが、聖楽の譜面に多くみられる数象徴や音形象徴でしょうか。3で三位一体や14や41で(J.S.)BACH、上昇で昇天、下降で悲哀など。この辺の知識や理解が深まるとバッハへの興味と理解がより一層深まります。音と視覚の両方でここまで完成度の高い作曲家はいないと思います。例えば自分が好きなBWV718。5分程度のオルガン曲ですが、青年期のバッハによる「無名の大作」です。譜面と格闘すると映画のように色々なシーンが脳裏をよぎります。若かりし頃のバッハの才能と信仰に脱帽する思いです。

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キリスト教の神様に仕えるための質の高い音楽を作り続けた職人としては史上ナンバーワンであることは間違いないので、ここで特別扱いになります。 モーツァルトはすでに神様より自分のための音楽になってきますし、ベートーヴェンは徹頭徹尾の自己表現のための音楽になっています。

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シェーンベルクとタメを張れるのはバッハぐらいです

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