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2021/6/11 22:34

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腕時計の内部にある紫色の小さな宝石みたいな部品は何ですか?

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紫というか、赤色に近いかと思いますが、あれは宝石で人工ルビーです。 硬度がある硬い宝石を使うのが前提で、歯車の軸受や、アンクルの爪など、摩耗をしやすい箇所に使われます。 通常は、「石」と呼ばれていていて、ムーブメントに幾つ石が使われているかは、スペックとして公開されていたりします。 負荷のかかるところから、石が使われだして、石の数もだんだんと数も増えましたけど、現在だと、手巻きなら、概ね17石もあれば必要十分とされます。 自動巻きとか、クロノグラフとか、あれこれ機能が追加されて、時計が複雑になるほど、石の数も増えます。 ムーブメントを見せるという部分を意識して、装飾的な意味合いも兼ねて、ルビーでは無く、青色のサファイヤを使う事例もありますね。 ルビーもサファイヤも、コランダムなので、同質な硬度で、相応な耐久性があります。 アメリカだと、昔は、1ドルウォッチという、メンテを前提としない使い捨ての大量生産の腕時計がありましたが、こういう時計だと、石が使われない無石でした。 また、戦時中の日本だと、物資の欠乏で軍用の時計などでも、無石というモノもあったそうです。 精度のみならず、本来は耐久性も必要な軍用の時計のスペックで無石ですから、時計だけみても敗色濃厚.... また、機械式の腕時計の精度の向上を競い合ったいた時代だと、精度コンテスト用の特注な一点物では、石にコランダムではなくて、ダイヤモンドを使っているなんて事もありました。 現在でも、稀に装飾、高級路線でのダイヤモンド採用はあるかな?! ムーブメントの装飾を活かしたいから、あえて石のある色を目立たせなくないとして、色の無い透明なコランダムを石として採用しているとかもありますね。 たかが石、されど石で、色々です。