長くなりますが詳しく説明します。
先ずスペーサーは40mm以上上げると車検通りません。構造等変更検査を受け改の記載を貰わないと通りません。
なので2インチスペーサー入れた時点でそのままでは車検に通りません。
1.5インチスペーサー+タイヤ変更分のアップはOKです。
それともう一つスペーサーの弱点を言いますとアッパーアームが下がるのでショックの伸び側でコイルにアッパーアームのジョイント辺りがヒットしますのでオススメできません。フェニックスオートのブログに分かりやすく解説されているので参考にされるとよいです。
希望されるリフトで車検を堂々と受けるには指定部品であるコイルやダンパーで上げるしかありません。
コレも前記したアッパーアームの関係で2インチまでが無難です。
尚1インチ上げようと下げようとメーカーの設計とバランスを崩す事になりますので、その上で予算により何処まで補正するかとゆう事になります。
スペーサーを除くと2インチの最低予算はコイルのみ変更。これだけだとシャフトブーツが破れるのでデブダウン。ハンドリングが悪くなるのでスタビの移設ブラケットや調整式スタビリンク。ボディーがズレるので調整式ラテラルロッド。3インチ位からは強度試験計算書付きのアッパーアーム。6インチともなれば
ロワーアームも交換かと思います。
アームは指定部品ではないので改取るために強度試験計算書が必要です。
とまぁこのように結局のところ予算に合わせて何処までを補正するか。といったわけです。2インチならコイル、ショック、スタビ周り、ラテラル、デフダウンで工賃込み20万くらいですかね。
こうなってしまうのでやはりスペーサーのみ、コイルのみで妥協される方は多いです。
最低でもデフダウンはされて下さい。あとは乗ってみて自分が問題を感じなければ宜しいかと。